見習い戦闘機隊レインボーローズ！─甘々新婚夫婦には、F-16さえあればいい─

シロハのスルーズ諸島空軍ナビ！#2

　シロハのスルーズ諸島空軍ナビ！

　ここからは、このシロハ・ツクヨミが、スルーズ諸島空軍の装備について紹介していくよ！

　今回紹介するのは、これ！

　戦闘機、F-16A/B！

（参照外部リンク：https://commons.wikimedia.org/wiki/File:07.11_%E7%B8%BD%E7%B5%B1%E3%80%8C%E8%87%AA%E7%94%B1%E6%B0%91%E4%B8%BB%E6%B0%B8%E7%BA%8C%E4%B9%8B%E6%97%85%E3%80%8DF16%E6%88%B0%E6%A9%9F%E8%AD%B7%E8%88%AA_(48260094132).jpg）

　F-16ファイティングファルコンは、40年以上の長きに渡って、世界中で活躍している戦闘機！

　そして、我がスルーズ諸島空軍唯一の戦闘機！

　特徴は何と言っても、滑らかに成形されたブレンデッドウィングボディと、大出力のエンジン。

　そして、フライ・バイ・ワイヤっていうコンピューター制御技術を導入した、ハイテクな操縦系統。

　この相乗効果で、プロペラ機並みの低速域から、マッハ2の最高速度まで、優れた操縦性と運動性を発揮するの！

　そしてコックピットも、「でかい鉛筆に跨ったよう」って言われるくらい、視界は抜群。

　射出座席は少しリクライニングする形に配置する事で、飛行中のGを少しでも和らげる工夫がされているの。

　そんなF-16にはいくつかのバージョンがあるんだけど、今回は一番最初のタイプ、A/B型を紹介するよ。

　スルーズ諸島が導入したのは、ブロック15 OCUってタイプで、A型は単座型、B型はタンデム複座型。

　普通使われるのはA型の方で、B型は後ろに教官を乗せて機種転換用の練習機として使われる事が多いよ。

　それでも、燃料搭載量が若干違うだけで、基本的な能力はどちらも同じ。

　こんな単座と複座の違いは、今の戦闘機にもほとんど当てはまるから、覚えておいて！

　エンジンは、F100-PW-220が一基。

　このエンジンは高性能なのはもちろん、とても信頼性が高くて、長年に渡ってたくさんのF-16を支えてきたの。

　だから、洋上飛行がメインなスルーズ諸島でも安心。

　あの有名なF-15戦闘機のエンジンでもあるから、「空中戦では無敗のエンジン」とも言えるね。

　まさに、安心と信頼のエンジン！

　A/B型は元々、機能を限定した軽戦闘機として開発されたんだけど、拡張性も折り紙付き。

　だから、改良でどんどんいろんな能力を身に着けて、戦闘・攻撃・偵察何でもこなせるマルチロールファイターに進化したの。

　空対空ミサイルから精密誘導爆弾、対艦ミサイル、偵察ポッドまで、使える武装は多種多様！

　もちろん、機首には使い勝手のいい20mmバルカン砲も完備！

　F-16さえあればどんな戦いもできちゃうのが、スルーズ諸島空軍がF-16に機種を統一した最大の理由だね。

　F-16A/Bは、スルーズ諸島空軍じゃ30年も使われている古株だけど、二度の大規模改修を受けて、今のブロック72仕様は最新の戦闘機にも遅れを取らない戦闘力を持っているよ。

　中古機でも、世界のあちこちから引く手数多なF-16A/Bは、まだまだ新しい戦闘機なんかに負けない！

　だから、お兄ちゃんとお姉ちゃんも、安心して乗って欲しいな！　がんばって！

　それじゃ、次回も見てねー！