第308話 児童文学作家さんの講演会

 児童文学作家さんの講演会が近くであるというので、思い切って申し込んでみました。実は同じ市に作家さんがいらっしゃるとは知らずだったのですが、調べてみたところどこにも公表されていないようで、お名前を出すとまずいかなと思い、ぼかして書こうと思います。


 結果的に言うと、非常にローカルな顔見知りのつながりで実現したそうで、地元の方だけという会場だからこそ実現した企画のようでした。でも内容はかなり面白くて、作家さんというのもあるのでしょうけれど、もともと学校の先生をされていたそうで、そこもお話上手なんだろうなと。


 出した本の数もかなり多い。そして非常に取材をされている方でした。なのでその取材のお話だけでもネタの宝庫ですね。こんな方もいらっしゃるんだなぁと感じてあっという間の一時間でした。


 一般向けの講演だったこともあるのですが、行ってビックリしたのが平均年齢が非常に高い。孫のいる方向けだったのか! という状態でした。どこも高齢化が進んでいる状態でもあるので、うちの市も高齢化はこんな時に感じますね。


 児童文学作家さんらしく、子供への視点がとても豊富でした。元教師という職業的な視点もあるでしょうけれど、親として、祖父母として、最後に作家として、本にまとめるときの切り口になるんだなと。


 そういう意味では、普段の活動が作家活動に結びついている、そんな方のお話だったように思います。

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