第176話 お正月準備

 いよいよ、今年もあと2日です。急に帰省がなくなったので片付けはともかくお正月準備がすっからかんです。


 ひとまず近所のお店の休みは把握したので、お正月当日だけしのげば2日からお店はやっているとわかりました。


 普段いないのでさっぱり勝手がわかりません。


 わからないといえば混雑具合もなめていたわけではないのですが、まぁどこもかしこも混雑ですごいですね。


 食事の確保が第1ですが、せっかくなのでおせちをかってみようかと行ったところほぼありませんでした。


 たしか数年前のコロナで帰省がなくなった時も同じだったような……? 選択肢がなさすぎてその時はちょっと足を伸ばしてデパートまで買いに行ってゲットしましたが今回はそこまでの元気もなく。


 とりあえず2人分のセットにお雑煮でいいかなとテンション低く(笑) 人混みですっかり怖気づいてしまい家族みんなこのノリについていけていません。


 それでもお雑煮は記憶を頼りに材料をかき集めたので、なんとか作れるといいなと。


 こういうとき、夫の郷土料理が作れれば良いのですが、素材の違いが大きすぎてあのぷりっぷりのエビはこっちでは高級すぎるし、カニの冷凍は……うーん……どれ? です。


 お正月料理のようなものがないと言われていてお盆もお正月のメニューはほぼ同じ。あちらでお正月に食したおせち料理(一部)はどうやら私の実家がお歳暮代わりに送っていたと判明。


 と、いうわけで、ないものはないので作れる数品をアレンジしつつ、実家の九州お雑煮を作るかーという感じです。


 毎年書いてるような気がしますが、お雑煮を食べる風習もないようで、もち米は甘いお赤飯とおはぎが別物として登場するので、いまいちよくわからないまま材料がなさすぎて無理だなぁと思うのでした。


 ちなみにうちのお雑煮はスルメと小豆を入れますが、面倒なので今回はゆであずきで代用しようかなと。


 もう今は亡くなった祖母や叔母が大騒ぎしながら正月準備をしていたので、お雑煮の昆布とスルメを切るのは子どもの役目でした。なるべく細く切るようにと指示を受けていたのも今は昔の思い出です。


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