新月のリセット
第147話 光る君へ 46話 刀伊の入寇
……え……?
残り2話という段階で、この展開はありなのか?! という怒涛の展開、そしてラストに絶句をして見終わりました。
そうだった、初回から母上亡くなってたけれど、この衝撃は第1回と一緒……。直秀が亡くなったときもあっけにとられ、さわさんも突然だったし、宣孝さまのときも「え……」ってなりました。
惟規君の時も一緒に泣いたけれど、この突然の別れは涙が出てくるよりも先に驚き、絶望がタイムラグがあって襲ってくるのを見ている視聴者にも見事に提供する演出。
本当に残り2話で終わらせる気があるのかしら? いえ、あるんでしょう。でもどうなっちゃうの!? という感情のアップダウンに、主演の吉高さんがツイートで台本読んだ時も似たような感じだったというのを書かれていて、ようやっと放映で私たちは役者さんの衝撃に追いついたんだなと感じます。
それにしてもまだ感情が追いつきませんが、面白かったシーンを。
赤染衛門が栄花物語を書き始めたのですが、「これ、宇多天皇からはじまっているわ……」「大化の改新から始めたいほどです」「もう衛門の好きにしてよいわ」の倫子さまの表情が最高でした。爆笑です。
一方まひろの大宰府まで来た理由が「源氏物語」を書き上げてしまったゆえの燃え尽き症候群的なものだったのか……でもそれだけじゃないだろうなとは思っています。一番大きな理由だろうけれど、それに加えて自分の役割が終わってしまったと感じる。それに彰子さまや賢子の成長などもあるのかなと。
それでも話を聞いた周明が「書くことはどこででもできる。紙と、筆と、墨があれば」と言っているのが、本当にそうだよなぁと。何なら今は紙とペンや鉛筆があればいいんですから。
隆家の活躍も双樹丸との再会もよかったのですが、上二つが個人的によかったなと。
そしてラストまでのシーンはもうね……頼むからフラグ立てないでと思ってたら、まさかラストでとは思いもしませんでした。
ここあたりの描き方が、もののあわれとは真逆の現代ドラマだよなぁと思いつつ、思い切りのめりこんでいる自分がいます。
残り2話ですが、しつこいですが残り、2話なんですよねぇ……。もう最終話を見たらどうなるのか自分でも全く想像ができません。とりあえず何とか最後まで無事に見れますように。
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