第143話 別れの後の新しい出会い

 出会いと別れとよく書きますが、最近は別れの後に来る新しい出会いがあるなぁと感じます。よく言われる、物を捨てると何かが手に入る的な感じというか、手放すと初めて別のものと出会えるみたいな感じでしょうか。


 今日は昨日に引き続き、二人目のお別れとなりました。子供もちょっと涙目でしたが、昨日は事前予告なしの当日だったためショックも大きかったようですが、今日は事前に聞いていたので大丈夫、と言いつつゲームで気を紛らわせていました。


 今までは気にしていなかった別れを感じるようになったなと。先日の谷川俊太郎さんが亡くなったという話も、今日たまたま教科書で「かえるのぴょん」が書かれていて、筆者は谷川俊太郎さん。


 亡くなられたんだよと話すと「うそだー!」と信じませんでしたが、調べてみると92歳で亡くなったと知り、そうかと納得したり。


 すでに3回、曾祖父母の葬儀などに出ているので、人が亡くなることはわかってますが、どうも100歳で亡くなった曾祖父がいるので、みんなそれくらいに亡くなると思っている気がします。


 閑話休題


 別れの話を書きたいなと「光る君へ」をみて思いましたが、別れからスタートする話は今多いですね。悪役令嬢の婚約破棄シーンからスタートするのなんてまさに別れによって始まる物語の典型ではないかなと。


 そんなことをくるくる考えながら、今日もまた日が暮れるのですが、夜になって新たな出会いが見つかりました。猫のエッセイにも書きましたが、なんと希望のブリーダーさんのところに希望のカラーの子猫が登場していたのです。


 昨日アナウンスがありましたが、知ったのは今日。別れが続いてしょんぼりしていた子供も、ぴかー! っと目がランランになって、大興奮。


 猫飼いたいと言っていたので、探しては悩み、と100日間やってましたが、まさか100日目に子猫が紹介されるとは思いもよりませんでした。


 捨てる神あれば拾う神あり。人生塞翁が馬。きっとまたしんどいこともあると思いますが、我が家に新しい家族が増えるんじゃないかなと感じてちょっとふさいでいた気持ちが上向きになるのでした。

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