2025年まであと59日

第119話 光る君へ42話「川辺の誓い」

 先週の選挙の時に6時にBSで「光る君へ」を見たので、今日もそんな感じで見てみたのですが……


 夕食準備しながら見るのは無理だとわかりました。


 特に今日の内容は、無理。途中から諦めてとりあえず調理に専念したのですが、なまじチラ見してしまったのが良くなかったように思います。


 さてさて、42話です。早い。


 タイトルは「川辺の誓い」ですが、オープニングはじまる前の冒頭からしんどいシーンです。そして、オープニングが終わってもしんどい……。


 あの気丈で呪いまでこなしてしまう明子さまが、寝込んで涙を流し続けるのは、さすがに驚くと同時に出家の重々しさを改めて感じたように思います。


 それにしても、三条天皇。東宮時代から野心満々でしたが、ここにきて自分から喧嘩吹っ掛けるのすごいですね。やる気満々。何なら政敵と定めた道長をる気も満々です。


 兼家お父さんの血筋を見ますが、三条天皇の母の超子様も道長と同母姉ですけれど、今回そこ当たりあまり説明がないので、なんでこんなに目の敵なのかなとは感じます。


 と考えると、光る君へをもし代々の天皇サイドから見たら、それもまた興味深い内容になりそうですね。


 あとは例の「一緒に流されません?」のセリフは道長でしたが、ちょっと予想外にまひろも道長もかなり精神的に落ち込んでましたね。


 柱にもたれて眠っている道長を、何も言わず見つめて涙をぬぐうまひろ。遠目のシーンだったので二度目で気が付きました。


 そして道長の泣きに、思わずもらい泣きしそうに……。男性の演技でつられて泣きそうになったの、あまり記憶になくて。まひろが目を見開いてでも泣かないのが、すごく二人の関係を表しているようでよかったです。


 なんとなくクライマックスシーンのような、まさに「あはれ」な42話でしたが、どうやら源氏物語の42帖とリンクさせているとか。


 そろそろだなぁと毎回言いますが、終わりが近づいていることをひしひしと感じつつ、それでもどこかでカラッとした笑顔のシーンがあるといいなぁと思わずにいられませんでした。


 多分、今回がある意味いったん一区切り。源氏物語も「雲隠」は本文なしの帖なのだとか。ここから次は次世代に源氏物語は移っていきますが、ドラマはどんなふうに残り数話を展開していくのか。


 最後まで視聴続けたいですね。

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