第90話 『源氏物語 A・ウェイリー版』訳者あとがきとザ・プロファイラー

『源氏物語 A・ウェイリー版』訳者あとがき/毬矢まりえ、森山恵

https://note.com/sayusha/n/n874d298e02ca


 noteで公開されていたので読ませていただきました。


「創造の病(クリエティブ・イルネス)」と「クラルテ(明瞭さ)」そして「リュシディテ(明快さ)」。


 この三つのキーワードがなんとなく今の自分の興味にも当てはまって、改めて実際の本を読んでみたいなと。またあとがきに当時の書評を翻訳しているというのも情報としてあって、これはやっぱり読んでみたいなと思いました。


 

 そしてザ・プロファイラ―という番組で、紫式部が取り上げられていたので見てしまいました。



ザ・プロファイラー 書き尽くせぬ思い「源氏物語」作者 紫式部

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024100410721?playlist_id=5a218973-7a4c-4d59-899b-963ac38565d6



 清少納言役のウイカさんも出演されていて、おもしろかったのですが、中でも『源氏物語』がジャンルレス作品という話をされていて、へぇ? と。


 長期ドラマなど、今や恋愛ドラマだけでなく家族ドラマ、ホラー、ミステリー、政治劇、などなど最新のエンタメは今ジャンルレスなんだそうです。


他に『源氏物語』の人気の秘密として

・宮中スキャンダル

・自分を投影したリアリティ

・ファンタジー(生霊)


 当時の女性の代弁など、キーワードがちりばめられていました。


 どこまで自分がこれを作品に入れ込むことができるかわかりませんが、ひとまずこういった内容をかすっておくといいなぁと、目安になるように思います。


 好きなものを書きたいと思いますが、それでも読んでもらうためにどこを意識したらいいのか。足りないものばかりなので、これらを意識するだけでも、少し違った書き方ができる「かも」しれません。

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