第37話 寝られず、暑さにバテる

 昨日の夕食後、片付けも終わるとすることがなく(お風呂は夕食前に近くの銭湯へ)、早々に寝ることになった。


 が、寝られない……。


 ひたすら寝られない……。


 からだは眠い。寝落ちるまでは行かないが、それでもウトウトする。しかし暑さでハッとして起きてしまう。


 これを繰り返すこと数時間。


 さすがにメンタルもしんどくなってくる。ほぼ拷問。


 実はこの暑さには覚えがある。去年実家に避難した時と同じだ。


 実家の時は翌日服を買いに走り、エアコンを除湿にしたところ眠れるようになった。(ただし母が風邪を引いた……)


 ところが、青森はそもそも冷房がない。通常の夏であれば、夜の気温は25度を下回る。しかし今回、台風の影響で外は雨。


 締め切った部屋の温度が、家族で寝るため上昇を続ける。


 暑い、暑い、暑い。


 諦めて窓を開ける。外気温は23度。十分涼しいはずが、湿度100%の空気が入ってくるだけで、眠れない……。


 ようやく寝付けたのがおそらく3時頃。


 そして5時。子どもが夜明けとともに目覚める……。


 結局他の人が起き出してからようやく数時間寝られたが、完全に寝不足である。


 以前は避暑として来ていた青森も、最近では30度を超える日も多いらしい。さすがに熱帯夜にはならないものの、台風の影響がこんなところに出るとは思いもよらず。


 暑さより湿度にやられた青森3日目。

 今晩寝られるように冷感ジェルを買ってみた。


 さて、どうなることやら。 

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