応援コメント

第4話 『ハンチバック』 【小説】」への応援コメント

  • ハンチバック、読みました。
    衝撃でした。わたしはこの方が我々といっしょのワナビだったこと知って興味を持ったのですが。
    そのエンタメ公募勢の心意気が、十分作品に落とし込まれていたなという感想です。

    ネットスラングを多用し、障碍者の性というものすごく難しい問題をとりあげているけれど、あくまでもフィクションであることを強調したのが、最後のエピローグだったと思います。

    いったい、どちらが現実? と読者を翻弄するのはエンタメのお約束だなと。私小説ととる人もいるようですが、違いますよね。

    ちょっとわからなかったのは、聖書の引用部分。わたし、聖書に詳しくないので、どういった意図で挿入されたのかと考えてもわからなかったです。

    作者からの返信

    お返事が遅くなりました。
    『ハンチバック』は音声しか聞いたことがなかったので、ようやく文字で読み終わりました。

    ワナビとして興味を持ったというきっかけ、確かにわたしも気になりました。
    20年近くラノベを書かれていて落選続きだったと。

    どっちが現実というのも面白いですよね。
    私小説と捉える方も多いみたいですが、私もあれはフィクションとして読んでました。
    でもそれは先に市川さんのインタビューを読んでしまったからかもしれません。

    聖書の部分は確かに分からなかったのですが、シンポジウムで問われた際には「センスです」とお答えになっていましたね。

    短い言葉の中に色々なものが含まれているので、あとは読者として自由に解釈を楽しめばよいのかなともいます。

    聖書については、牧師さんがブログでハンチバックと絡めて解説されているものがありました。
    「エゼキエル書のテーマは、まさに、そのような「生きる」ことにもがいている人に対する語りかけ」という意味だそうで、色々また読む角度が変わりそうです。