第3話 カクヨム再開の衝撃 【カクヨム】
昨日、3年ぶりにカクヨムを回ってみて、いろいろ衝撃を受けた。
そもそも3年前と言えば、コロナ自粛が突如開始された年だ。子供も幼稚園に行けなくなり、小学校は入学式もやらなかったため、集合写真だけ秋に撮ったという話もきいた。
カクヨムは確かリワードを導入することが決まった時期ではないだろうか? 広告掲載でリワードを獲得すると、お金を得ていることになり、カクヨムで掲載した作品は公募に出せないのではないか……?
という話がツイッターなどでやり取りされていたような記憶がうっすら……。それでカクヨムを去った書き手さんもいて、時代が変わるということを様々なところで感じたものである。
自分も振り返れば、この時期コロナがなくとも一気に忙しくなり、日々子育て+αに奔走しまくっていた。
前年も自治会班長に加えて、ひと月に葬式が二度あり、子供の幼稚園転園等々、あまりにも目まぐるしくてここあたりの記憶は何年だっけ? といちいち検索してみないとうまく思い出すこともできない。
さて、そんな物理的にカクヨムにアクセスできない!! という悲鳴から、もう落ち着くまでいったん離れようと決断したけれど、再開してみたらびっくりすることがいくつかあったので書き残していきたい。
まず検索してみた。私が検索するといえば「ミュージアム」「博物館」当たりなのだが、あまり作品数的に増えているようには感じなかった。
ただし、一作品べらぼうに星の数がある作品があった。見てみるとどうやらプロの作品のようだ。
『聖女様に婚約者を奪われたので、魔法史博物館に引きこもります。』
作者 美雨音ハル
https://kakuyomu.jp/works/16817139556964100589
まだ最初の数話読んだきりで、ようやく博物館が出てきたところだけれど、「魔法博物館」なんて私だってワクワクする。これからちょっとずつ読み進められればと思う。
ところでこの作品に限らないのかもしれないけれど、星がある割にレビューが少ない。上記の『魔法博物館』などレビューが一件しかない。3年前も読まれて星はたくさんでも、コメントやレビューは少ない作品というのはあったけれど、全体的にこんな感じなのだろうか?
やり取りの楽しさがカクヨムのだいご味だったと思うけれど、今は人が多くなりすぎてつながりたい人とそうでもない人の差が出てきているのかなと感じた。
そう、カクヨムといえば今や100万人会員登録のいる巨大サイト*。2020年は50万人**だったようなので倍である。(追記、私がカクヨムに登録した2017年は10万人達成した年だった***)
自主企画も多くてざっと目を通したけれど、参加者の多様さが目立つ。というかシンプルに年代が様々で驚いた。以前は自分など上のほうかも? と感じていたけれど、昨日ざっと見た感じでは自分よりも年上の方もたくさんいらっしゃって、あ、こんな感じなら私が戻ってきても大丈夫そうと安心した。
そして最後の衝撃。自分がいかに小説を読んでいなかったか。
それは、異世界ファンターの冒頭。断頭台からの景色が描写されたシーンを読んで、「私、初めて文字でこのシーンを読んだかも」とショックを受けた。
漫画では何度か見たことがある。けれど文章で読んだ記憶がほぼない……。
忙しすぎて文字が頭に入らなくなったここ数年。無理やり子供に関係するものなどは読まざるを得ないので読んでいたけれど、小説が本当にダメになっていた。
それは理路整然と描かれたものではなく、小説ならではの表現が頭が疲れすぎていると、まったく入ってこないのだ。文字から映像を浮かべるのが難しいといってもいい。
そのため、買って積読状態のまま、読まない小説が増えていき、どうせ読まないからと買わなくなった。そしてオーディブルという救世主に出会うのだが、それはまた別の話に書くとして。
しみじみと、小説を書いたり読んだりという営みは、余裕があってこそだなと感じる。
今も余裕があるとは言えないけれど、無理やり休まないと倒れるというギリギリから少し回復したところ。気晴らしを兼ねて、久しぶりにカクヨムで遊ぶことを意識しようと思う。
* 2023年3月28日 カクヨム登録ユーザーが100万人を突破しました!
https://kakuyomu.jp/info/entry/overmillionusers_completed
**2020年6月2日 カクヨムの登録会員数が50万人を突破しました
https://kakuyomu.jp/info/entry/kakuyomu_user_500000
***2017年1月19日 【御礼】カクヨム登録ユーザー10万人突破!!
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