神の抗争 壱戦

@tyatyatyatya

第1話 始まり

七月××日

真夏の太陽が道路に降り刺さる日中、二人の高校生が歩いている。

一人の名は、可神 新(かかみ しん)もう一人の名は、神丸 伊豆(こうまる いず)今日も二人は無駄すぎる話をしていた。

「伊豆、なんで1+1でそんなに悩むんだよ~」

「1+1には二つ答えがあるんだ。それは2または田んぼの田、二分の一で当たるはず。なんだが人間という愚かな生物は、当てたとしても答えを変える。だから答えるのに悩むんだ。」


「へぇ〜そうなんだね〜」

伊豆の熱心な解説に新は軽く返す。その何気ない会話が終わった直後のこと。


​チャリィン


​何かが落ちた。見てみればコイン?のような物が二つ落ちている。縁には宝石が装飾されていた。


「う〜んこれって何だ〜?」


「分からない、だけど綺麗だな…この装飾は一体何なんだ。」


​新がコインに手を触れた時、新の体がピカッと輝いた。

この件から偶然の出会いなのか、必然だったのか普通とは違う生活が始まってしまう。


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