第12話 学習という固定観念・親という教育者

(今回はかなり他責的な考えになっています。影響されやすい方や、他責的な考え方の人には閲覧をオススメしません。)


僕たちは、生まれて死ぬまで、勉強の毎日です。


そして、日々、色んな常識を学んでは、正しく行動するために、たくさん失敗していきます。


学んだことは、自分の中で、正しいこととして認識され、周りとの折衝の中で、折り合いをつけていくヒントになっていきます。


しかし、僕たちが間違いだと感じることの根源とはなんでしょう?


それはおそらく、親から教えられた常識です。


例えば、20代以上の方で恋愛経験のない方が、今目の前にいたとします。その人に、エピソードを聴いていきましょう。なぜ、そのようなライフスタイルになっているのか。推理してもらいます。


そして彼や彼女は語り始めます。「小学生の時に、親がPTA会のつながりで手芸部をやっており、同級生の女の子(男の子)とそのつながりで一緒に遊ぶようになった。しかし、それ以降は遊ぶこともなく疎遠になった。」という記憶にたどり着きました。


彼(彼女)によると、「親がいたから作れた異性の友人との付き合いだったので、それ以降は自分から作っていない。」ということらしい。


動物の世界でもあるらしい。ひな鳥は、小さい時は口を開けたら親鳥が餌を運んできてくれるが、大きくなったら自分で餌を見つけて来なければならない。しかし、大きくなっても餌を親に与えられて育った鳥は、自分で餌を仕入れに行くときに、這うミミズを見て口を開けるだけで、啄んだりできない。


みたいなことがあるように、彼ら彼女らは、「以前に与えられることを学んだので、今度も与えられるものと思っている。」ということが多い。こういう人たちが、おそらく恋愛経験が乏しく、異性との交遊が少ないタイプだ。かくいう僕がそうだ。

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