書籍化正義じゃないだろう

スイーツ阿修羅

ねぇ、おぼえてる?

おつかれ様。

毎日頑張ってるね。


どうしたの?

そっか……大変だね。


ねぇ……

おぼえてる?

きみがはじめて、小説を書いて、ネットに投稿したときのこと。


きみは期待に胸を膨らませて、ドキドキしながら、投稿ボタンをおしたんだ。


ねぇ、おぼえてる?

はじめてPVがついた日。

画面の向こうの、この世界のどこかには、

きみの物語を読んでくれる読者がいて。

きみのもとへ、よみにきてくれたんだ。


うれしかったなぁ。

そのとき、きみは、世界と繋がっている感覚があった。

すごく幸せだったんだ。

あの興奮があったから、今でもきみは頑張っているんだね。





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る