第32話 だ👻墓じまいのレシピ 其ノ✌🤓現場編

 其ノ1に続いて、いよいよ現場での作業が始まります。Ga~、その前に今までお墓に収めてあった骨壺について、納骨する菩提寺の住職から進言があり、「中身をチェックし湿ってないかどうか確認し、万一湿気っていたら必ず乾燥させておいて下さい。」とのことでしたので、業者さんに協力をお願いして個数や状態などを改めてみたのであります。😉


 すると何と言う事でしょう~、法名塔に記されていた大小十数個の骨壺を取り出し、乾いたお骨を確認できたのです。両親など近年は火葬が普通でしたが、びーる男爺さんが子供のころは、まだ、まる桶での土葬が当たり前でしたので、以前の分は改めてお骨を焼いて収めたみたいでした。

 またフィリピンで戦死された叔父の骨壺には、現地のものかは不明ですが土と衣類の切れ端が小さめの骨壺に収めてあったので、感慨深かったです。当然会ったことも記憶にもなく、軍服姿の写真しか覚えていません。骨壺の状態は全部すこぶる良かったので、お墓を建立した両親に感謝有るのみです。🙂


 そうこうして、先週末の土曜日、曇り空の下でびーる男爺さん家の関係者数名とお墓を撤去し更地に戻してもらう業者さん1名に協力してもらい”閉眼供養”の準備を行い、菩提寺の住職様にお墓(石)の魂抜き供養を何とか無事にして頂いたのです。

 そのあと、小道具類を片付け終えてお墓に収めてあった骨壺を取り出しコンテナに移し替えて、菩提寺へ移動しようとしていた時、なんと不思議なことにびーる男爺さんの数珠がプチンと切れてしまったのです。👀


 数珠が切れてしまうことを縁起が悪いと言われる方もあるみたいですが、爺さんはご先祖様たちが引越しに快く同意してくれ、「さあ、行くばい!」と言ったものと都合よく解釈しております。😁 以前にも1回、法事の後切れたことが有りましたが、平穏無事に過ごせていました。


 最後に、菩提寺の納骨堂へと骨壺を納めさせていただき、そちらでも和尚様にお経を詠んでいただき”墓じまい”が終了したのであります。尚、墓石につきましては、業者様の都合により年内には撤去して更地に戻して頂きます。


 びーる男爺さん、嫁さん他と数年前から検討していた重大な案件でありましたので、何とか何事もなく無事に終えることができ、とにかくホットしておる次第です。

普通に過ごされてるお家では、このような事は先ず無いと思いますので、ご安心くださいませ~😄 それでは通常モードに戻るとします。ね!


 


 


 

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