第31話 ん ❗ 墓じまいのレシピ 其ノ1🙄準備編
先週末の土曜日、前日から雨が降ったり止んだりで天候がやや不安定、やきもきしてたびーる男爺さん、寝不足気味に朝目覚めましたらば、予想通りにどんより曇った空でした。が雨は~、なんとか持ちこたえているようでした。
当日はなんと、お盆前にはつ孫くんつれて帰省した長男から「去年もその話は聞いたバイ」と軽くいなされ、ちとカチ~ン!ときて「今年こそは必ず実行するばい!」と決意した”墓じまい”で、裏山中腹にある墓前での”閉眼供養(魂抜き)”の日だったのであります。😎
今から遡ること4ヶ月ほど、お盆前のお1人様での墓掃除の際に、約半世紀前の昭和52年に両親が一念発起して建立した「びーる男爺さん家の墓」の前で、お線香を挙げつつお参りしながらご先祖様たちに「ここから引っ越してもよかね~?」のご了解を伺っておりましたとです。
殆んどのお家が余程のことが無い限り”墓じまい”になられることは無いと思います。実際、びーる男爺さんも働き盛りのころには全く考えた事ありませんでした。ですが、時代の移り変わりや環境の変化、そして寄る年波にて残念ながら決断せざるを得ませんでした。
そこで、もしかして?と考慮中のお家の方のために、ここまでの準備や段取りについて、ご参考のために分かり易く少しお話します。🤓
① 先ずはいらぬトラブルを避けるため、墓じまいしようとするお墓の関係者、家
族・親戚などに相談し了解を得ることが大事です。相続問題と同じで各自それぞれ
の想いがありますので、事情を納得行くまで話し合う必要があります。
② 次に墓じまいをしてもらう業者(石材屋)さんを選定し施工費用のお見積り徴収
と、菩提寺との日程などの打ち合わせとなります。万一菩提寺に納骨堂が無い場合
は、他のお寺か専門業者の方にご相談となります。
③ そして、業者さんと改葬先(骨壺の引越し先)が決まりましたならば、現在の墓
所を管理している所の了承を得たうえで、管轄の市役所の担当部署に「改葬許可
証」を申請し、発行して頂くことが必要となるのです。
ここまでのやりとりが無事に済んだあと、事前に打合せた日時で関係者一同そろっての催しに移っていくこととなるのですが、それは、其ノ2😎にてお知らせします。
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