学校1美人なクラスメイトと異世界生活
☆糞餓鬼☆
プロローグ
日本では見かけない動物が目の前にいる。この世界では魔物というヒトに害を与える存在している。
「それっ!」 ザシュッ!!
魔物は今対峙している男によって一撃で絶命した
「ふぃ〜、無事食料ゲット」
男──石上駿(いしがみ しゅん)はいつものように魔物を狩り、自分の家へと帰った。
「ただいまー」
駿──俺は家の扉を開け、声を上げた。
「おかえり!駿君♡いつもありがと♡」
あまい声で返事したのは佐倉桜花(さくら おうか)俺と同い年で17歳の高校生だった。
そう俺たち2人はある日、異世界転移していたのだ。
ラノベでよくあるクラス召喚で魔王をどうちゃらこうちゃら〜などというお約束展開はなく目が覚めたら一面緑の森の中だった。
しかし転移したのはしょうがない。問題は俺と一緒に転移した女子、桜花だ。
何故桜花が問題なのか?と思うのは分からないであろう。
俺が問題と思っているのは桜花は俺のことを物凄く嫌っている。理由は不明だ。
だが今は物凄く俺に懐いている。なぜ?
そんなことはどうでもいいが俺はこの生活に満足している。日本ではただただボーっと過ごしていたがここは毎日が刺激的で生きていると感じる。
つまらない授業や周りに愛想を振らなくてもいい。なんて最高なんだッ!!
「そだ!駿君、ご飯にする?お風呂にする?そ・れ・と・も・わた──」
「お風呂」
桜花の意味のわからない問いに食い気味で答える。
「ぶー、駿君が冷たい」
桜花はご不満の様子だ。
「!おにーちゃん!帰ってきた!!」
そんなことを考えていると、家の奥から レヴィ がきた。レヴィは森の中で倒れ込んでいたところを俺たちが助けた狼のような耳があるケモ耳少女だ。それ以来レヴィは俺たちをおにーちゃん、おねーちゃんと呼んでいるので、俺はめちゃくちゃ甘やかしている。
「おー!おはようレヴィ」
昼を過ぎているがおはようと挨拶しておく。
「おはようおにーちゃん!」
うんかわいい(・ω・)
まぁそんな感じ俺と桜花とレヴィのほのぼのスローライフをしている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます