重要単語の解説
随時更新していきます。
ネタバレにならないとように気をつけますが、物語の進行に合わせて更新していきますので、投稿済みの話を読んでからの閲覧を推奨します。
アンダラス王国
アンダラス家が治めている国。とても力があり反抗してはいけないと他国では噂されている。
周辺の国とは友国関係にあるが、かつては戦争をしていた時もある。人々はフレンドリーで、紛争や内戦等も無く平和だが、一方で魔物や貴族による裏組織や人身売買など、闇深いところもある。
九つの名家
アンダラス王国にある特別な家系。神の力を受け継いでおり、その力は絶大。
九つの名家誕生話
今から約五千年前、四大神が、自らの力を分けて九つの名家を作った。しかし現在は、本当にこの話が正しいものなのか、それともただの神話なのか、議論が交わされている。
アンダラス家
王族。戦を象徴する。力が強い。美形だが、目付きが悪い子がよく生まれる。
現在判明しているアンダラス家の人物
フリード・フォン・アンダラス(第1王子)
ジル・アリス・アンダラス(第2王子)
ウィスティリア・ピアリス・アンダラス(第3王子)
ウィリアム・ニーケー・アンダラス(第4王子)
レイス・リア・アンダラス(第1王女)
ミリアス・シャルル・アンダラス(第2王女)
リヴァオル・ニーケー・アンダラス(ジルとルナの第1子)
ティエラ・ミナス・アンダラス(ジルとルナの第2子)
アルヴィネ・リグル・アンダラス(フリードとリリーの子)
ニーケーの名を持つ者
アンダラスの本家の王族の中で、生まれながらにして、最も能力があり、王になるための才能を持ち合わせている者。多少例外もあるが、基本的には次代国王第一候補となる。また、ニーケーの名を持つ者は、絶対に「一時的に神属性が使える能力」を持っている。
カンパニュラ家
守護を象徴する。白髪に、灰色がかった白色の眼が特徴。
守備魔法に特化している。アンダラス家の人間にずっと仕えており、忠誠心が強い。精霊にも「カンパニュラ」と名の付く家系が存在すると言われている。一説によると、人間のカンパニュラ家の親戚のような存在であるらしい。
現在判明しているカンパニュラ家の人物
ティア・カンパニュラ
ジェームズ・カンパニュラ
パーリィ家
力を象徴する。物理攻撃に特化している。本気を出せば、王族よりも強いらしい。
現在判明しているパーリィ家の人物
リリー・パーリィ・アンダラス
アマルテミル家
法と罪を象徴する。吸血鬼やメデューサ、狼男、獣人など、様々な種族の血が入り交じった侯爵家。魔術や魔法に特化している。また、代々裁判長を勤めている。闇属性の人間であることが多い。
現在判明しているアマルテミル家の人物
エルザ・アマルテミル
ファンタズマ家
幻を象徴する。特別な属性「幻」属性を持つ一族。逆らったら二度と家に帰れないと言われている。真偽は不明。
現在判明しているファンタズマ家の人物
レノックス・ファンタズマ
ルーナ・ファンタズマ
メチレル家
魔法を象徴する。魔法攻撃や魔術に特化している。魔力値が高いのと、寒色系の髪色が特徴。
現在判明しているメチレル家の人物
ルイス・メチレル
ラウロス・メチレル
アネモス家
知恵(一説によると健康も)を象徴する。回復魔法と風属性の魔法に特化している。知恵を象徴しているが、風の神の末裔でもある。本気を出せば、王族よりも強いらしい。
現在判明しているアネモス家の人物
ルナ・アネモス・アンダラス
アポロテミス家
太陽と月を象徴する。どの力も均等。空色の瞳が特徴。双子の子供がよく生まれ、その双子は太陽と月の神の力を受け継いでいる。それ以外は特にこれと言った特徴は無い。また、神々の庭を中心とした、アンダラス王国の遺跡を管轄している。
現在判明しているアポロテミス家の人物
ララ・アポロテミス
ラナ・アポロテミス
ゼオス家
神を象徴する。九つの名家の中で一番謎に包まれている存在であり、生まれ方も死に方も不明。ある時急に、大きな水晶の中に生まれ、そのまま不思議な水晶の中で一生を終える者も多いが、ごく稀に外へ出てくる者もいる。そういった者達は、次期国王の婚約者になることが多い。
また、九つの名家で最も神に近く、ゼオス家の血を受け継ぐ者は「神帝」の力を持っている。
現在判明しているゼオス家の人物
アリアス・ゼオス・アンダラス
神帝の力
ゼオス家の者が持っている、特別な力。
決められた色によって、何に向いているかが変わる。
色は、髪色に出る。
種類
(植物属性の場合は、表記は【草帝】のままだが、読みは上記のようになる)
◆◆◆◆
祝福姫
黒に近い灰色の髪に深紅色の瞳を持っている。膨大な魔力値と全てを葬り去るような力強さを持っている。
災厄が起こって、人々が絶望に陥り、滅亡しそうな時、人々を救い、祝福をもたらすことから、祝福姫と呼ばれている。
転生を繰り返している。
狂気姫
禁忌の存在。知っている人物はごく僅か。
最後の出現は100年前。
四大神
世界を代表する四柱の神。国々と生命を作り上げた原初の神。
能力
持っている者は数少ないと言われている。但し、王族は絶対に持っている(ただ、魔法を使えてからではないと、開花させられない)。
基本的には魔法を使える者は能力を持っている可能性が高いが、魔力値も高く、どんなに優秀でも使えない者もいる。能力を持っている者は、魔力値測定をしたら、一緒に能力の名前や効果が表示される。
闇の魔獣
黒く、大きい狼のような魔獣。人間や魔物による負の気によって生み出される。自然と生まれることが多いが、人の手によって作り出すことも出来る。人々を襲い、食らう獣として恐れられている。魔法攻撃は効かず、むしろ受けた魔法を力にして攻撃してくる。光属性の魔法は効くが、武器に魔力をこめて攻撃しないと効かない。基本的には物理攻撃しか効果はない。
ティアリク王国
アンダラスの北側にある国。
神々の庭
アンダラス王国にある、最も有名な遺跡。精霊の森の深くに位置しており、通常時は、九つの名家の人間でさえ入ることを許可されていない。
年に一度の、アンダラスの平和を祈る儀式の時、使用されている。
また、中にある【神々の円卓】は、かつて四大神が使っていたものとされる。大きさは普通のテーブルと同じくらい。
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魔法に関する重要単語
魔法
自分の魔力を使って発動する。魔力を持っている者であれば誰でも使える。複雑な魔法になれば、魔力消費量は増えていく。また、効果が似ていても、魔術よりもたくさんの魔力を必要とする時がある。草属性だった場合、森や山など、その属性と関係ある場所のほうが、効果が強くなる。上手く使いこなせるようになれば、無詠唱でも出来る。
別の国(アンダラス、ティアリク、イルジア、アレシア、エルティク内では例外)や、異世界などでは、魔力糖というものを摂取すると魔法が使える。さらに、魔力も全回復する。
魔術
魔術陣と呼ばれる円陣を用いて発動させる。本来は手書きだが、魔杖と自分の魔力を使って書くことが多い。難しい魔術であるほど、魔力量の消費は激しい。また、正確であるほど、効果が強くなる。
魔法の属性
通常魔法…
進化魔法…
特別魔法…
計12属性。
通常魔法は、一番使える者の割合が大きい。
進化魔法は、通常魔法が使える者が鍛えることによって習得することが出来る。生まれつき進化魔法の者もいれば、どれだけ鍛えても使えない者もいる。
特別魔法は少数の者しか使えない。光は誰しもが憧れるが、闇はあまり良く思われていない。風は、アネモス家に代々受け継がれる属性だが、アネモス家以外の人物も使える。あくまで一番使い手が多いというだけ。
風、毒、雷、地は、生まれたときから発動できる。また、感情によって周りの環境が変わることもある。そのことから、感情魔法とも呼ばれることがある。ただし、雷と地は発動が極めて難しいので、感情が爆発しても周りの環境はほとんど変化しない。
通常・進化・特別魔法の全て(ただし、ファンタズマ家の幻属性は除く)の属性を使える場合は、「神属性」と呼んでいる。
守護魔法
守護魔法は、カンパニュラ家にしか使えない、特別な魔法。
ありとあらゆるものから守ることが出来る魔法壁を作れたり、あらゆるものへの耐性を付与することも出来る。いわば防御魔法の超強化版。
防御魔法
魔法をかけた相手の身に付けている物の耐久性(防御力)を高めることが出来たり、魔法壁を作ったりすることが出来る。
神々の詠唱
かつて四大神を中心とした神々が使っていたとされる魔法。効果はその詠唱によって違う。
九つの名家を中心とした、魔法を使える者しか出来ないものだが、ほとんど扱える者はいない。莫大な魔力量が必要であることもそうだが、体内の魔力の流れを均一にしたり、周りの魔力と自分の魔力を合わせたり……といった、様々な高等技術と、そもそもの体質などが関係している。
転移魔法
転移石と呼ばれる物に自身の魔力を込め、転移させたい物に付けると、どこであっても転移をすることができる。主に武器や護身武器に付けることが多い。
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