異世界一人旅

つとむ君

第1話 異世界転移

① 異世界転生

  佐藤 三郎は会社の帰りに、海岸線の国道を愛車で走行していた。


今日はpm7時半から、青年会での秋祭りについての会合が予定されていた、


なのでちょっと急いでいた。


「このままでは晩飯を食う間がない腹が減っては落ち着かない、


会合が終わるのが9時前後になるので手前でコンビニでも寄るか、


現在は7時10分前、あと30分はかかるし何かつまんどくとしようと」呟きながら車を


走らすと、海沿いのカ-ブの多いところに差し掛った時突然前方に何か大きな黒い


物が現れた。


「何だ~?」と思わず声を発し睨むと鹿だった、咄嗟にハンドルを大きく切って


しまったたのが悪かった車は道から外れ崖に2バウンドして海にダイブ、


三郎は意識を無くし気付いたら森と草原の境目の道の様な所に立っていた。


「どうなった?」と三郎は呟きながら、周りを見渡したが、森と草原しか


目に入らなかった、「たしか海に落ちたはずやが!?ここはどこやろ?」


立って居る所から左側は森と草原しかない見たいだし、


右方面は道の様な物がずっと続いているだけだった。

「まさか異世界やろうか??」三郎は25才独身彼女いない歴25年やし、


オタクもしてたのでラノベも読んだことがある、ある程度のラノベの知識は


持っていたが・・・・・?

 

取り敢えずここで立って居ても始まらないので行動をすることにした、


まず右方面の道の様な方に行って見ようと決意した。「左側は無理やし!」


その前に現状の確認をすることにした。


 なんか体が以前より大きい気がするし、若返っている気がする!


服も会社帰りと違うし、ポケットに硬貨の様な物入っている銅貨ぽいのが10枚と、


銀貨ぽいのが10枚と金貨ぽいのが5枚と入っているので、まず何日かはこれで行ける


と思われた。

 他は、何も持っていない丸腰だしラノベで言う所のステ-タスもわから


無いので、試しに「ステ-タス」と唱えて見たすると目の前に、


ゲ-ムでよく見るボ-ドが出てきた、うすい緑色ぽい色調でよく見ると文字が浮かん


でいる。

・・・・・・☆・・・・・・

名前 サブロ- (人族)16才

性別 男性

HP 80

MP 80

力 30

体力 50

精神力 30

俊敏性 20

魅力 60

運 120

スキル ・剣術  ・魔法  ・鑑定  ・錬金術   ・鍛冶

加護  魔法神の加護 ハカタ神の加護

エキストラスキル 状態異常耐性X・イベントリ-特(時間停止)

言語理解MAX

「まじか!決定やな!しかしなんでや・・・・・・?」と呟いて


「ホンなら、ここどこやろ!!?此処にいてもあかんし行くか!!」

と言いながら、道を(みたいな凸凹の所)歩んで行くことにした。


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