第6話 類友
ご主人様「お前の方も男共から声をかけられていたじゃないか」
違います。
集まって来るのは私の外見目当ての人ばっかりです。
あとご主人様のお友達のエフェクター・プラム・ナインレッド、通称エフさんとか。
あの人も、結構特殊性癖持ってるんですよね。
初めて会った時、それのせいでエフさんの家に閉じ込められかけましたし。
ううっ、悪寒がしてきました!
それかその他には、迷子を心配しに来た、親切で余計なお世話な人とかですね。
私は小さな子供じゃないですっ!
でも、ロリコ……ではなく。
その手の趣味の人はご主人様もでしたか。
類は友を呼ぶ。
納得です!
ご主人様「何か失礼な事を考えられているような気がするな」
チヨ「き、気のしぇいです!」
ご主人様「ほう、わざわざ自供ご苦労様。尋問する手間が、省けた。今夜はお仕置きだな」
噛みました。
自爆してしまったようです。
でも、本当は分かってるんです。
ご主人様は意地悪しにも来てるけど、一人で立ってる私がつまらないだろうって思ってきてくれたんです。
ご主人様「屋敷のメイドがそうつまらさそうな顔をするな。いつでも幸福そうにしてろ。俺に拾われて幸せだろう」
でも素直に認められないので、言葉にするのは許してください。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます