第53話 親子

イレスは、指から螺旋状のビームを撃つ!!


ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドン



アンタレスはワープで躱した!


「ビームパターン…」


彼女の杖から電気の縄が放たれ、イレスにまとわりつく。



「(敵の束縛と感電を同時に行う技か。奴にしてみれば、頭の使った技だな。

だが私は電気に耐性があるし、スパイラルビームで消し飛ばせる)」


イレスは縄を、指から撃ったビームで消し飛ばした。

そしてその直後、目からビームを放つ!!



ズバァァァァァァァァァァァァン



「⁉︎…」


ズンッッッッッッ


アンタレスはバリアを張り、ビームを防いだ。


「昔っから、ずる賢さは変わってないなぁ!」


彼女は光の刃を、イレスに向けて飛ばす!


「お前もだぞ」


イレスは飛んできた刃を、手で弾いた。



その直後、アンタレスの腕が吹っ飛んだ。


「え⁉︎」


そして流れるように、イレスのローブの先が、アンタレスの心臓へ伸びる!


シュルルルルルルルルルルルルルルルルルル




ブシャァァァァァァァ




「がっ⁉︎」



アンタレスの前に、腕が切れたアントニオが!


そして切れた布が、彼の足下に落ちている。



↓イレス

「しのぶと山奈がやられただと⁉︎…私よりも優勢…」



「2人とも!」

↑アンタレス



ロッシュがアンタレスに恥ずかしそうに見た。

アントニオも、気まずそうに見た。


「「(なんて話そ)」」

↑アントニオ&ロッシュ




「(まず先に2人から○そう)」



イレスが2人にビームを撃つ!





ズバァァァァァァァァァァァァン



「「⁉︎」」



「…やはりお前はそうか…」

↑イレス



アンタレスが、2人にビームが当たらないように杖を振って軌道をずらしたらしい。


「人間らしくなっている…感動!」

↑イレス


「ふふふ……」

↑アンタレス



「(何 笑ってんだ この人)」

↑イレス







「親が子を守らないといけないのは、当然だろぉ?」

↑アンタレス

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