本当にあったメンドクサイ話
椿 爽
第1話 永遠の始まり
メンドクサイ話の代表格と言えば「女子特有の人間関係」だ。
一番古い記憶は小学3年生の時の記憶で「仲良しグループ10人組」というのがあり
事あるごとに4対6や2対8になって、ケンカというか、けん制・対立しあうのだ。
対立の原因は、さすがに覚えていないが、きっと子供らしい「〇〇ちゃんの××が嫌」的な感じだったと思う。
今思えば1対9になる事は絶対なかった。もちろん自分が1になる事を避ける為である。この小賢しい考えは、女子の群れで生きていく生まれ持った物なんだと思う。
この頃から「連れション」も当たり前になり、休み時間毎にトイレに行く事になる。
誘われなかったり、行きそびれてしまった時は、ショックを受けた記憶だ。
今思えば、そんな事に毎日気を使って、ほんとに小学生の女の子は大変だなと思う。
子どもがいないので最近の小学生の事情は分からないが、形は違えど同じような事が起こっているのでは、と想像できる。
この「女子特有の人間関係」は小学生中学年から始まり永遠に続くのである。
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