第3話シナリオ
★導入
探索者達は
なお、善平は人付き合いは基本的に悪いが身内には優しく、木下陽乃樹などに繋がりがあれば探索者にも凄く親切にしてくれていた人物だ。
また親しい探索者は善平は最近、何かに対する焦燥感が日に日に強くなっているのを感じる(陽乃樹の成長に対する問題)。
色々と捜索はしたが、進展はなく。
探すあてが無いことから何か手がかりが無いか改めて自宅を改めて調べる事になる。
この時点でお昼過ぎぐらいだと探索者に伝える。
◇最初に聞かれそうな質問の応答
Q母親は?
A6年前に熊に襲われた自分をかばってなくなっている。自分も大怪我を負ったらしいが、その頃の周辺の記憶はショックのせいか曖昧だ(脳だけの状態になっていたため)
Q警察には相談したのか?
A
相談はしたが手がかりも無いし、自ら仕事に行くと言って出ているので警察はあまり動く様子は無い。
Q何故そんなに父親を不審がる?
A
普段から自分に何かを隠している様な感じがあった。また過保護な父親が自分をおいてここまでの期間、家に戻らないのは不自然だ。
Qどの様な父親か?どの様に過保護だったのか?
A
人形職人としての腕は一流。寡黙で人間嫌いだけど自分には優しい。特に医者嫌いなのか、自分の事を信頼しているジミー先生(ミ=ゴのジミーが人形に入って演じている。存在しない医師。
★家の探索
家は町から離れたちょっとした森の中にある小さな2階建ての家だ。主に調べられる怪しい所は1階にある人形工房。2階にある
●人形工房
1階にあるキッチンや風呂や客室などの生活スペースよりも広く作られた空間。作成途中の人形達や器具が沢山あり、人形達は芸術に疎い人でも素晴らしい出来だと理解できるほどに良く作り込まれている。人形達はまるで本当の人間の様だ。
◇聞き耳、追跡など(魔術工房の情報があるなら自動成功)
足音の聞こえ方が変な箇所がある調べて見ると床が外せる場所があり地下室(魔術工房)への入口を発見する。しかし、ロックがされており、入るにはカタカナのパスワード(ピノッキオ)が必要だ。無理やり入るには電気修理か鍵開けのイクストリーム成功が必要。2回ぐらい入力に失敗するとピノの文字と文字数が表示される。
●鑑定、地質学など
人形や絵の具の材料に見たことが無い鉱石などが使われている。自分達も知らない普通には出回っていないものだ。
●目星など
小さな人形の一体が本物の鍵を持っている事に気づく。鍵(
エクストリームの追加情報
大きな作品(
◇
鍵がかかっている。鍵を見つけるか鍵開けを成功させないと入れない。
部屋の中は質素な感じで目立つのは日記と書類の山ぐらいしかない。
●厚い日記
図書館、母国語などで重要な点だけを見れる。失敗すると幼い頃の息子との惚気話だけに目が行き読む気を無くす。ファンブルかつ
以下日記の内容
妻と息子が熊に襲われてしまった。妻の方は損傷が酷く、復活の呪文でも助ける事は出来なかった。
息子の方は脳が無事であった為に古くからの友人のジミーの協力を得て存命に成功する事が出来た。しかし、このままでは可愛そうだ。代わりの体を私が作ろう。
ジミーの協力もあって体を作る事が出来た。これならば誤魔化し続ける事ができるかもしれない。成長にあった物を作るのは大変だが息子の為だ頑張ろう。
ジミーの提案により秘密の地下に魔術工房を増設した。地下室のパスワードは願いをこめて「ピノッキオ」としよう。
息子が1人暮らしをしたいと言い出して喧嘩になってしまった。このまま誤魔化すのにも限界が来ている。何か別の策を考えなければジミーに相談しよう。
ジミーに相談したところ我々の信仰している月の女神様なら何とかしてくれるかも知れないと言うことだ。何でもイギリスのとある地方では月の光を特殊なレンズを通す事によって女神様の化身をお迎えしたそうだ。この森でもその再現ができるかもしれないとジミー言った。この先は地下の魔術工房で色々と考えるとしよう。
SANチェック0/1D3
●書類の山
図書館など
・家の見取り図を発見する。人形工房の下に地下室のような物があるのが分かる。目星成功で小さくピノッキオと隅に書かれているのが分かる。
・大きな人形の設計図を発見する。芸術や機械修理などに成功すれば何かを格納(脳缶)する所があるのが分かる。
◇書斎
制作の為の資料が沢山ある。
●図書館などで真新しいガラス細工やレンズに関する本が多くあるのが分かる(シュブニグラス召喚の為に月の光が必要でそれを集めるステンドグラスを作成している)。
ハード追加情報
カルロ・コッローディ作の「ピノッキオの冒険」を発見する。特に深い意味は無い。
◇地下室(魔術工房)
人形工房とは違いどこか実験室の様な雰囲気がある。目立つのは布が被さっている人形の何か、瓶とメモ用紙が置かれたテーブル、地べたにに広げられた地図である。
●布が被さっている人形
布を取ると成人男性の精巧に作られた人形だった。20歳の陽乃樹というタグがついてある。腹部には開かれ何か(脳缶)を格納するスペースがある。SANチェック1/1D4。
◇瓶とメモ用紙が置かれたテーブル
瓶の中には青ぽっい灰色の粉が入っている(復活の呪文で分解された妻の
メモ用紙には復活の呪文の概要が書かれていて習得が可能である。
復活 ルールブックP254
魔術キャスティングなど ルールブックP173〜P175
「来るな…来るな…この子だけは…」
的な事を凄く滑舌悪いながらも言っている事が分かる。
・事件当時
熊から息子を守っていた後からの記憶は無い。その時は自分も息子も重症で正直、息子の生死の状態も分かっていなかった。少なくとも五体満足では無かった様な気はする。
・
昔、ジミーという友人から不思議な力を教えてもらったと言っていた。当時は単なるオカルト好きの冗談と流していた。ジミーとは直接の面識は無い。森の奥に住んでいるとは聞いているが何故だが合わせてくれなかった。外国の人?と聞いたらコオロギの宇宙人と返された事がある。冗談かと思っていた。
行きそうな場所の心当たりは無い。当時から仕事一筋の出不精だった。
★広げられた地図
周囲の森の地図だ。一箇所に赤い印がついている。そこは森の中にも関わらすが開けた場所の様だ(儀式の場所)。また下に何かの設計図を見つける。ステンドグラスを模したレンズのようだ。
◇家の中その他
幸運に成功でありそうな物が手に入る斧とかKP判断。
探索者が外に出ると日は傾き始め、カラスが鳴いている。目的地につく頃には夜になるだろう。
★儀式の場所 クライマックス
地図の印の場所に行くと満月の光がよく通る開けた所に出る。そこにはまるで教会にある様な巨大な3枚のステンドグラスに囲まれた祭壇があった。
祭壇はステンドグラスを通した月光によって怪しく照らされていて一見は美しく見えるがその上には動物達の心臓がいくつものっており、これは行ってはいけないおぞましい儀式だと探索者は即座に思う。特にステンドグラスを通した月の光からは悍ましい感じを受けこの世に出てきては行けないものが現れ始めようとしていることが分かる。薄っすらとムーン・レンズの守護者などの姿が見える。この儀式とミ=ゴの目撃のSANチェックが合わせて1/1D8。
探索者達に気づくと
「ちょうどいい時に来た息子よ。もうすぐ、この疑似的なムーン・レンズにより集められた月の光から女神様がいらっしゃる。おや、生贄にちょうどいい人間もいるでは無いか。やはり動物の心臓では物足りないと思っていたんだ」
と言いジミーと共に探索者に襲いかかる。
「邪魔するならその偽物の四肢を切り落としてでも儀式が終わるまで大人しくしてもらう」
と言って容赦が無い。
妻の
ステンドグラス(HP1)が1枚でも残っている状態で人間の死者がでた場合。シュブニグラス(ムーン・レンズ)の化身が現れて生死に関係なく
そして森奥深くに消えていく。
エンディング
儀式を止めれた場合。
「色々と問題は山積みだが偽りの体だろうが俺は誇りを持って生きていく」
的な事をいい幕をむかえる。父親もその姿に心をいずれ入れ替えるだろう。
止めれなかった場合かつ探索者に生き残りがいた場合。
ヤギと人間の混ざりものの様な者が探索者を訪ねてくる(シュブニグラスに祝福されしものになった
「ここから去りなさい」
とだけ言って立ち去る。
後日、町一体がシュブニグラスによって消え去り、町の人々は皆、シュブニグラスによって生み直される。
SAN報酬
探索者生存1D3
儀式を防いた1D3
木下家が全員がそろって生存1D4
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