第3話
「ー…ん……んん……ハァ……イキ……そ……」
「えー…まじ?」
危ねぇ。包丁落とすとこだったじゃん。
てか、そもそも、だ。
何でこうなった?
リビングのソファーで下半身を露わにして男のあれを自慰行為。それを何故に今、俺が見なきゃいけないんだ?
人の家に勝手にあがった俺が悪い事ぐらいはわかる。が。
せめて、自分の部屋でしろよとか、どうでももいい事を考えてしまう事は、一旦、置いとこう。
いや、ほんとなぜに?
俺は、殺しに来たはずだ。
名前は
人生順調に進んでた。たが、突然。大手事務所の社長が女絡みのイザコザで、無実の罪をその辺にいた俺になすりつけてきた。そして、誰も言い分を聞いてくれずに俺は失職。
もうどうでも良くなって。結果、復讐。俺を追い込んだ社長の家に行き、殺害をもくろんだ。
そして、リビングの扉を開けて今に至るー…。
タイミング、だよな。
殺すタイミング。そう、紛れもなく俺が入るタイミングを間違えたから。そのせいで、きっとこんな状況になったんだ。そうに違いない……にしても。
ありえねぇだろ。
続きが気になる人は↓
『君のことを可愛いと思ってしまった』
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