備忘録5 意地の張り合い
桜咲く
誤魔化す父の
スクショかな
面白半分に始めた小説投稿。毎日投稿を、1年間続けた最大の理由は、負けたくないライバルがいたから。
それは、嫁という存在。
お互いが、負けたくない相手。1PVでも多く、少しでも優位にありたい。情報交換や協力しようなんて、全く思わない。協力することは、勝っている者が負けている者にかける情け。
しかし、難しいことが1つだけある。
ある日、仕事から帰宅すると、不機嫌な嫁が居る。「嬉しそうね、PVが多いから嬉しいんでしょ」と刺々しい声。
そう、PVが伸びてもフォローが増えても、私は絶対に顔に出してはいけない。それは家庭不和を招き、私の心の安寧を脅かす。
向こうが自慢してきも、こちらから自慢し返してはいけない。あくまでも、無関心を装い、相手の様子を窺う。
それが小説投稿を続ける為の、我が家の叡知。
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