男前過ぎて逆に怖いわと言われましても、の巻

「うぉうわ」


お姉はそんな呻き声を漏らし、パイプ椅子から落ちて腰を強打した。


「あの、、、」


「ああ、もう。男前過ぎて逆に怖いわ」


そんな一言を漏らし、姿勢を正した。


「あなたがレジに立ったなら。きっと売り上げは飛躍的に伸びるでしょうね」


「んーどうなんすかね」


一回いちゃもんが付いたお店で働くのはな、なんて思っていたときだった。

店長が言うには。

「時給は1500円、出してもよくってよ??」


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