苦学生の始まりの巻
こちとて好きでこんなガタイのいいお姉系店長のいるシックスイレブンで働きたいわけじゃないんだ。シングルマザーの母さんは水商売をしてるけどコロナなんてゆー、新型ウィルスの台頭でクラブホステス業界はお客さんが離れちまって大変なことになってる。
俺の学費を稼いでいてくれた母さんはお水とスーパーのレジ打ちなんていう二足の草鞋を履いちまったもんだから過労で倒れた。
かくいう俺が。妹の食費の面倒も見なきゃいけんだろ、ってことで一肌脱ぐことにしたまで。
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