大元帥

第1話 ラーメン食べよう

「あらたー。大元帥いきたーい」

「お、突然ですね。久しぶりに食べに行くか」


ゆりからの言葉に頷く。

今日は土曜日、大元帥は通常営業だ。

ゆりは大元帥のラーメンが推し。

程よい量と値段、そしてトロトロのチャーシューが大好きらしい。

この前一人で行ってチャーシュー持ち帰りしてたもんな。

こっそりひとりで丼にして食べてるのちりちゃんに見つかって怒られてたし。


「だ、大元帥ですか?ど、どんな店です?」

「あ!トロさんも行く?熊本ラーメンの美味しい店なの!」

「く、熊本ラーメンはえ、駅ナカの天地天に行きました。赤いやつマシマシにしたらし、痺れました……」

「紅しょうがは程々がいいですよ……あそこで増し増しにするならニンニクの醤油漬けがオススメです。じゃトロさんも一緒に行きますか」


今日は四つの太陽メンバーはオフらしいのでそれぞれ別のことをやってる。

ケルーさんは遠出して大津と菊陽の飯屋めぐり、テスラさん、チャーリーさんはウルテカに戻って作業らしい。

四つの太陽、基本ソロ行動が多いらしい。

まぁそれぞれ神だしね。

トロさんはご飯大好きな神さまだからケルーさんと一緒について行くと思ってたけどどうも好みが違うそうだ。

……トロさん雑食だと思ってたよ。


「らーめん!わたしぎょうざも食べたい!」

「おにぎりー」

「にゃにゃー(私も行きたいですにゃー!)」


子どもたちも大元帥大好きだもんね。

りゅうくん、おにぎりいつも食べてる。

……南野さんがごはん炊きすぎて俺に無料で出してくる訳じゃないよ。

あとフェリダーさんはラーメン食べれるの?!

体子猫だよね?多分脂がダメでしょ?

まぁその辺は南野さんに相談してみるか。


「ら、ラーメン、たのしみです」

「よーし!それじゃ大元帥にレッツゴー!」

「「「おー!!!」」」






――――――――

閲覧ありがとうございます!


隔週でまた投稿します。


よろしくです!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る