2006年4月明日香路
2日何年ぶりかで、談山神社から冬野を抜けて宮奥経由で大宇陀に行くつもりが、あんまりにも久しぶりな為、道を取り間違えて反対の奥明日香の栢森に出てしまった。冬野を歩く時、普段人が住んでいない、1軒家の軒先を通って行く。いつ通っても人はいない。それでも斜面にある畑はきちんと道普請されていて、定期的に家も畑も手入れしているのだなあと嬉しくなる。道々、山桜を目にする。桜の花は蕾だったり、満開だったり、場所場所で咲き方にムラがあるけれど、全体として花見の山里歩きだった。
栢森に坐す、加夜奈留美神社はこじんまりした気持ちの良いお社だった。
稲渕では飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社に詣でる。
奥明日香の栢森と稲渕の川に掛かる二カ所の注連縄(?)は、1月に掛け替えたばかりなので、藁はピカピカしていて綺麗だ。以前見た時は時期的に掛け替える前だったのだろう、古びて切れていた。
二つの集落を後にし、川沿いに北へ歩いて行く。
石舞台に到着。にしても、この辺りは前来た時よりいっそう、観光地化していた。
初めて明日香を訪れたのは大学4回生。晩秋の人気が無い石舞台が懐かしい。あの時は、柵など無く、そこにただあるだけだった。
話は変わる。明日香から吉野へ辿るとば口にある仏様のところでお札(?)を見かけた。金文字かつ新しい札なので結構目立つ。仏様を拝してから、なんだか見たようなお札だなぁ、と思う。
後で何処で見たか思いだした。立里荒神さんの近くにある、お不動さんの祠。下市から西吉野へ続く道沿いにあるお地蔵さん。3箇所も目にするのって、すごい?
大峰山のお膝元、洞川にある、修験節律根本道場 蛇之倉七尾山のお札「修験道・行者信仰の理念、世界平和、国家安泰、萬物萬象の立命祈願。修験節律根本道場 大和国 大峰蛇之倉七尾山」
ここで修行した方が全国津々浦々、様々なパワースポットでお札を貼っているみたい。いろいろな山、お社、お寺などで目撃。北海道は知りませんが、北だと、青森県龍飛岬近くの道標(?)に貼ってあったのを見た。
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