第79話 (後日談10)コロナ禍の入国隔離ホテル比較①
コロナ禍の中国では2~3週間、地域によっては実質1ヵ月近い入国隔離を実施していた為、入国隔離されたくないということで日本に一時帰国しない選択をしていた駐在員も少なくありませんでした。
そんな中、私は物好きにも、当初赴任時(2021年8月)、この小説の序盤で書きました一時帰国(2022年3月)、この小説の後半に書きました家族を連れてくる為の帰国(2022年7月)、そして(コロナ禍なのに)日本への業務出張(2022年12月)と、なんと4度も入国隔離を経験しています。
また2022年3月は2週間隔離ののち、1週間の健康観察隔離ホテルへの移動もありましたので、隔離ホテルの数としては5か所に泊まりました。
折角に貴重な(?)体験なので、後世への記録として(大袈裟・・・)、4度の入国隔離のホテル比較を書き記しておきたいと思います。
1.ホテル本体
隔離ホテルとはいえ専用施設ではなく、コロナ前は普通のホテルでした。
元々の経営は市中心部の外資系から地方の地場系まで様々ですが、隔離ホテルになった後は元の経営と全く関係なく、ホテルのメンテナンスを含め地元政府の管理下におかれていました。
入国隔離ホテルに入ると「ここはホテルではなく隔離施設です。ホテルのようなサービスはありません」といった注意書きがあったケースもありました。
個人的には、エレベーターや消防設備などのメンテナンスはやっているのだろうか?きっとやっていないだろうな?と思うことも少なからずありましたが、入国するからには入国隔離は必須、ホテルは選べませんので、黙って従う他ありません。
そんな入国隔離ホテルですが、私が泊まったホテルは以下です。
2022年8月 市中心部にあるヒルトン系ホテル
2022年3月 市郊外のディズニーランド近くにある地場系ホテル
2022年3月 市郊外の野生動物園近くにある地場系ホテルチェーン
2022年7月 市郊外の保税区近くにある元クラウンプラザ系ホテル
2022年12月 市中心部にある地場系ホテルチェーン
一見して一番最初のヒルトン系が良さそうに見えますが、総合的には3番目の家族を迎えにいった際の入国隔離ホテルが一番よかったと思います。
(次話に続きます)
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