第45話 デリバリー解禁
2022年4月29日、金曜日。
日本人の方が作られた、ロックダウン解除双六がネットに出回っていました。
「ふりだし」は「隔離スタート」、「PCR検査で一回休み」や「配給を受け取る4コマ進む」などのロックダウンを風刺したコマを進み「封鎖解除」の「あがり」を目指すのですが、ところどころに散りばめられた「羊(陽性者)が出てふりだしに戻る」のコマが何とも物悲しい。
然し現実はこの双六より更に厳しく、「あがり」な筈の「解封(封鎖解除)」となっても殆どの地区ではマンション敷地内から、厳しいところでは部屋から出して貰えません。
ずっと部屋から、敷地から出られないのに感染者が出続けているのは、先日も書いた通り、PCR検査とデリバリーが疑われています。
私の居るホテルは非常に厳格で、デリバリーは一切禁止、PCR検査以外は部屋から出ることも禁止(市政府のルール上は「管控区」なので本来はホテルの敷地内であれば出歩けることになっているにも関わらず)、となっていることについて、ホテルのグルチャにて「デリバリーさせろ」「させるな」の言い争いが発生しました。
夕方、ホテル支配人と一部の客がロビーに集まってデリバリーを認めるかどうかの会議を開催、「パッキングされた状態で配達され、ホテル入口の外で消毒し、24時間経過した後で部屋に持ち帰るのであれば可」ということで落着しました。
このルールですと調理された食べ物や生ものは無理ですが、カップ麺やスナック、ドリンクは頼めることになります!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます