第11話 相談してみよう③
「迷宮というのはな知っていると思うが1586年に起きた天正地震を機に出現し始めたものなんだ、今でも世界中で出現している。まぁ大日本だけは異常に多いんだが流石神の国と言われるだけあるな。んでそこから織田信長とか徳川家康とかも”固有スキル”と言われるものや”スキル”とか言う異能が発現し始めて最初は皆パニックだったが300年ぐらい経つと流石にこんな感じで馴染んだんだ。まぁ俺は学校で習ったことそのまま言ってんだけどな。それにしても牛すじウメェな。」
へぇ、あの中部地方を襲った天正地震から迷宮が出来始めたんだな。
「固有スキルというのは?」
「難しい質問だな。研究者じゃないから詳しくは知らねぇがその人の性格とか人格とかと一緒の括りじゃねぇのかな。」
ふむ、ということはかねがねラノベと一緒ということか。
「その固有スキルとかスキルって誰でも持ってんだよね。」
「何いってんだ?翔も持ってんだろ?固有スキル。」
って言われてもなぁ......。
「どうやって知るんだっけ?忘れちゃった。」
俺がそう言うと山本は不可思議なような怪奇なような顔をしたが教えてくれた。
「本当に翔は不思議なやつだな、まあ良い教えてやる。頭ん中で念じるんだ。固有スキル、固有スキルとな。」
言われて通りに念じてみた。
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