火星帝国軍
秋里 夏
第一章
第1話
あの日は、
「
「え…?だって、今――」
「ゴチャゴチャ…言ってないで、行くぞ!」
「で、でも。俺、まだ
「だぁぁっ!!……分かった。待ってて、やるから。早くしろよ。」
「ああ。」
「まったく…お前のおかげで、俺まで、
怒られた――」
「まぁ、それについては、正直。すまなかった……でも、しょうがなくないか…?」
「はいはい。分かったよ――」
その会話は、俺たちが、『ハッチに』到着!
するまで、続くのだった…。
「でさ――」
「ふーん!」
「っと!…着いたぞ!!」
そう言われ、僕は、驚き…上を見あげた。
「うん?…何もないじゃん――。」
「痛っ!?…何するんだっ!!」
「すまんすまん…手が滑ってさ。悪気は、無いんだ―悪気は…」
「……(絶対に、嘘だな!こいつ……)」
「な、何だよ…!その疑いの眼差しは…!!
ホントなんだって。信じてくれよ…!
俺たち、ルームメイト兼親友だろー!」
「ああ、うん。そうだな?」
そう、返事を返すと、親友?から…逃げるかのように、「機動兵器の下まで」向かって行く。
機動兵器の下まで、来ると…「コックピットハッチを開くと、…そのまま。乗り込んで行く………
操縦席へ座り…今まで、、会いに来なかった
事を、相棒へ謝る。
すると…モニター 上には『ユルシテ…アゲルケド…ツギハナイ…!』の文字が――
それを見た、瞬間!冷や汗と、苦笑いが、
止まらなかった…が、許してくれた。
相棒へ…お礼を言うと…ゆっくりと息を―
吐き……両手で操縦官を握ると、足をペダルへと、持っていき、ゆっくりとペダルを…
踏み込むのだった――
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