転生したらネタ

@syunoyome

第1話 事後

 誰だ、俺に語りかけているのは。

 どこか聞き覚えのある声だ。

 朧な光景が次第にはっきりと鮮明になっていく。

 そこは俺たち『シルバーバレット』のギルドルームだ。

 俺たちがいつもクエストを受けるために利用している部屋。

「ーーだ」

 さらに声が響いてくる。

「この声の主人は一体…」

 次の瞬間、その声は鋭く突き立てられた。

「ーーお前はクビだ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る