セリフ置き場『新たなる名前の在りかを探して旅する本棚』（仮）

第9話【セリフ】「地上に落とされた女天使」（2023/12/10(日)Lit.Link投稿／原案の元メモは2023年12月9日(土)作成）

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長かった髪を切られ、羽根(はね)をもがれ、身体(からだ)じゅうを傷つけられて、天使の輪(わ)も失(うしな)った……。

でも、「女のクセに男と対等(たいとう)だという態度(たいど)で生意気(なまいき)だから、女は女であることを思い知らせてやる！」と私にこんなことをした天使たちが、地獄に落とされて苦(くる)しみを味(あじ)わうことなく大天使長(だいてんしちょう)ミカエル様(さま)の裁量(さいりょう)で、その場で消される寛大(かんだい)な処分だったこととかは、どうでもいい……あの子さえ無事だったのなら。

ただ心配なのは、もう私がそばで守ってあげられないこと。……どうか私がいなくても、無事に……強(したた)かに、でも力(ちから)ずくで手折(たお)られないように、しなやかに、生きていってほしい。○○エル(※)……

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※※これはフィクションです※※

セリフ中の注釈：（※○○エルは、この女天使が身代わりになってまで守ろうとした友人の女天使の名前。

○○に好きな名前を当てて＋エルを付けて天使風の名前に。エルを付けなくても可。

思いつかなかったらデフォルトの名前として原案メモでの設定からで「ソラネエル」（＝奏良音(そらね)＋エル））

解説：執筆予定のオリジナル小説「猫神！」でネタ集めで書いたエピソードメモ「地上に落とされたソラコエル（2023/12/9(土)作）」を、汎用性のあるセリフ（モノローグ）に手直ししたもの。

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