第162話 南の国の聖女
運命神カーラ『うん♪これからレイはチョー大変なことになると思うんだケドォ~ってか絶対になるんだけど、どうしようもない時は、危険を冒せ。レイは冒険者だろう?冒険しないヤツには未来はない。わかったカナカナ?マナカナ?』
「冒険・・・はい!わかりました!!」
運命神カーラ『おっ♪いい返事だ!打開策は目の前にあるからねっ!』
「目の前に?」
運命神カーラ「そっ♪それでは今日も元気に逝ってらっしゃい♡」
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「め・・・めの・・・目の・・・目のまえ!目の前!!」
ガバっと起き上がり飛びつくと俺の目の前には、たわわと言う言葉でも足りないくらい、凄まじく実りに実った霊峰が、、、ボインっとふわっとなんとも言えない至福の感触が、、、これって!?え?霊峰?え??
「カァ~!いい度胸してるじゃねぇか!起きた瞬間にオレの胸にむしゃぶりつくなんて!しかも嫁さんの見てる前で堂々とヤるなんて、ヒョロ男のクセに肝座ってんじゃねぇかwww」
「え!ちょ!?せ、聖女さ・・・『レイっちのバカァ~!!』・・・ぶbヴぇし!!」
ナニアに思いっ切りグーパンチされた。あっダメだチョー痛い。。。
「ハッハッハ!!面白いなお前たち夫婦www」
「ガルルルル!この、おっぱい性人!!レイっちは、あーしの旦那様なんだからねっ!あんたなんかにあげないんだからっ!!ガルルルル!!!」
「ナニア~!」
「ヒャ~ハッハッハwww大丈夫だ!大丈夫だ!これ以上オレを笑わせないでくれっwwwはらわたよじれるwwwそれにオレの好みで言えば旦那より嫁のお前の方が好みだ!!」
「えぇ!あーし!あーしはレイっち一筋だから嫌ですぅ~だ!」
「大丈夫だ。大丈夫だ。オレもそこまで困ってる訳じゃねぇ。オレのところにはいくらでもモノ好きが来るから大丈夫だ!飽きることねぇからなwww」
よろよろと立ち上がりながら俺は言った。
「え?あ、あのなんでここに聖女様が?」
「あっ!ホント~だぁ!なんでここに、おっぱい性人いるの?」
「え?ナニア知ってたんじゃないの?」
「え?あーしも今起きたからしんないwww」
「クックックックwww本当に面白いなお前たち。理由は説明してやるから、とりあえず、そこで甲羅抱えながら気絶してるガチムチ大男とお前らのペットのスライム起こせ!」
「「ミミ!!ルノアさん(っち)」」
幸いミミもルノアさんも大きな怪我はしていなかった。
「いててて、皆さんご無事で良かったです!私の甲羅が役に立ったみたいで・・・あれ?マリサさんは?」
ガチムチの大男のルノアさんがクネクネしながら言った。
「「あれ?マリサさん!」」『オ姉タン?』
「それについてはオレが説明してやるよ!」
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