FPSの世界で生き残る話

味噌カツ

第1話 グロック17

「これは…」


思わず声が出てしまうほどの景色。

本当にゲームの世界に入れるだなんてはじめは自分の目を疑った。

まぁ無理もないこれがVRMMOの初ダイブなのだから…

最初に選んだゲームは…GBG 正式名称Guns Battlegrounds

最初にしてはハードな気もするが楽しめればそれで良い。

脚にはホルスターとハンドガン…公式サイトにあった最初の銃は

グロッグ17だ。


大体の操作はわかった……銃の操作は概ね現実と同じようだ

攻略サイトならあるMobから出る素材でマシンピストルにするのがオススメらしいが…

「定石通りはつまらないよな…」

初心者なら必ず入る射撃場を横目に街から出る。

街から出ても3分間は攻撃されないが攻撃もできない保護時間だその間に狩り場へ行こう


――数時間後――


「かなり金も貯まったか…」

初動のモンスターはそれほど強くもなかった…それが最初の印象だった

犬系のモンスターなので気づかれればヒットボックス当たり判定が小さく突進のみだがすばしっこい為かなり当てるのは難しい。が不意打ちで頭に9mmを叩き込んでやれば1撃だ…

改めてお金を見ると1000Gから大体5000Gまで増えている…

「新しい銃を買うか」

セーフティー入れずにホルスターに戻す…

現実ならあり得ない行為だがこのゲームはメインはPvPだ。いつ襲われるかわからないのに加え、暴発によるデメリットよりっ素早く撃てるメリットが大きいのが理由だ。

そんな話をしているとガンショップに着いた。―もちろんゲーム内のだが。


「な…」

自分は攻撃力が高く近距離で使えるP-90を買おうとしていた…しかし流石にこの程度で買えるわけがなかった。しかし

「これなら…買えないこともないか」

手に取ったのは H&K MP7 同じPDWだ…

「大型マガジンは後でだな…」

装備できないことも無いだろうが一応ステータスを見ておくか…


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ステータス

Lv.   3

HP   103

力   1

素早さ 2

体力  1

精度  2

3pt


スキル

P『スニーク』Lv.1▽


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「…スニーク?あぁハイドして奇襲ばっかしたからか」

でも…今日はさすがに時間か今日は落ちるとするか。

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