そうだぜリムちゃん、この女は嘘つきだ。言葉に嘘が無ければいいってものじゃない。
それに覚悟があれば何をしてもいいって訳じゃない。明日死ぬからって今殺していい訳じゃない。少なくとも本人に選ぶ権利があるはずだ。
とはいえエルジアさんに理がないわけでもない、というのが難しいところですね。これはリムちゃんの選択を待つしかありますまい。
作者からの返信
田舎師様
コメントいつも本当に有り難うございます✨
エルジアさんは、賛同者や助手が欲しかったとはいえ、騙し討ちにしてる側面は確かにありますね。
「正義」の名の下に何でもあり、をやっている歴史上に出てくる集団のように……
エルジアさんの言い分にも分かる所はありますが、詭弁だ!と思います。
それに……そうなんです。
覚悟とはあくまで自分の中の問題であって、他者に押し付ける物じゃない。
色々と偏っています。
エッタさんやシーナさんは本当に心から納得してるの?
エリスちゃんの意思は?
人の尊厳を守ることを「綺麗事」と言う一見それらしい言葉で包めばいいの?
でも、エルジアさんの「私がやるしかない。泥をかぶるしかない」と言う覚悟をまるごと否定できるのか?
難しい……と思いました。
ご都合主義には絶対にしたくない。
でも、エルジアさんらしさもリムちゃんらしさも、そしてあの人らしさも保ちたい。
もう次のエピソードは、リムちゃんとエルジアさん、そしてあの人に、私が3人に別れて喋ってる感じになりました(汗)
多重人格か!
なので、このエピソードと次のエピソードは我ながら本当に迷走しきった、と感じました。
投稿直前に三回も全然違う方向に書き直し、なんてエグい事2度と出来ないです(汗)
医学もそうですけど、多くの犠牲の上に成り立っているものってたくさんありますよね。でも、当時者やそれに関わる立場にでもならない限り、その犠牲に目を向けることは、なかなかなかったり……。
発展のために必要な犠牲であることは理解できても、その犠牲が自分にとって身近なものだったら……?
個人的にも、とても考えさせられるテーマでした。
エルジアさんの手伝いは、やっぱり一筋縄ではいかないものでしたね。これもあってみんな地獄と呼んでいたのですね……💦
全体を救う術を求めるエルジアさんと今苦しむエリスちゃんを助けたいリムちゃん。
この場での決着がどういう形で落ち着くのか、とても気になります!
作者からの返信
さかまち様
コメントいつも本当に有り難うございます✨
このテーマ、小説を書く上でいつかは……と思ってたので後悔はないのですが、いざ取り掛かると悩みました(汗)
医学とかは動物実験無しでは語れない。
化粧品も同じ。
科学だって戦争を契機に飛躍している側面もある。
享受しているお前が言うな!がエルジアさんの言い分で間違ってないけど……
でも、リムちゃんの気持ちも辛いくらいに分かる。
この場面と次は本当に二転三転しました……
この先のプロットにも影響与えちゃぅたくらい。
納得出来る形の着地が奇蹟と感じたくらい(汗)
そう、これが地獄の正体だったんです。
治療の「最前線」に、現実の最前線に飛び込まされてしまった。
私だったら耐えられません……
書き終えてみて、エルジアさんもリムちゃんも強いな……と感じます。
リムちゃん、どうにかしてあげたいよね!
作者からの返信
こい様
コメント本当に有り難うございます✨
リムちゃんに救いはあるのか……でも、彼女の強さと優しさは揺らぎません!