01-05 帝龍寺 - 過去千体仏
#帝龍寺
ご本尊は胎蔵界大日如来。過去千体仏が描かれた過去仏図を所蔵する。
#過去千体仏 #過去千仏
般若心経に三世諸仏という言葉がある。この三世とは過去・現在・未来のことで、各時代に千ずつ、合計3千の仏様が出現し、または出現したらしい。帝龍寺のパンフによると、過去仏図は本来、現在仏図・未来仏図と3点で1セットなのだが、残る2つは現存するものの、それぞれ別々の場所に保管されているとのこと。
過去・現在・未来の千仏のうち、現在に出現する賢劫(げんごう)千仏だけは、金剛界マンダラにも描かれている。9つのブロックのうち中央に位置する成身会の、第二重と呼ばれる正方形の空間にぎっしりと詰まっている。よく目を凝らさないと背景のようにしか見えない。
たぶん、過去千仏よりも過去七仏の方がまだ、本で目にする機会が多いと思う。混乱するが、過去七仏のうち最初の3尊、ビバシ仏、シキ仏、ビシャフ仏は過去千仏に属し、4番手以降のクルソン仏、クナゴンムニ仏、カショウ仏、シャカムニ仏は賢劫千仏に含まれるらしい。なおシャカムニ仏は釈迦如来のこと。
少年ジャンプでコミカライズが連載された封神演義にも登場する関係で、僕はクルソン仏には多少、親しみがある。彼は賢劫千仏の一員なので、金剛界マンダラを通していつでも拝める反面、帝龍寺で今回ご縁を頂いた仏様の中には入っていないことになる。
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