第3話 自分に御褒美を

お風呂からあがって。

軽く、肌を整えて。


冷たい水を喉に流し込む。


今日も。

辛すぎて。


食欲がわかない。


洗面所の鏡の中で。

怯えた表情の自分がいた。


随分。

痩せたなぁ・・・と。


心配する姉のメッセージが。

ラインに残っている。


だから。

今日は。


せめてもの。

自分への御褒美。


コンビニで買った。

贅沢プリン。


美味しかった。


布団に潜り込んだ今も。

反芻して、しまう。


そして。

そう。


今日から。

出した。


電気毛布。


あったか~い!


今夜は。


グッスリと。


眠れる。


よう・・・な。


気が・・・。

しま・・す。


おやすみ・・・

なさ・・い・・・

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