第33話 イリスは何をしたい?
「ショカツを司令官にしたのは失敗で有った、あの者は参謀で無いと勤まらん様で、迷惑を掛けた様だ、ゾロ将軍を送って治安維持させる」
「イリス?私は侵略軍を引き揚げさせろと言って居る、理解して居るか?1000人程の軍隊全員を拘束したのは映像で見たで有ろう!」
「いや、あの地はイリス王国の大使館を建造する」
「ピーター拘束した軍隊全員を王宮前に転移させろ!」
「邪魔者はお返しする!」
ピーターは欠き消えた。
次の瞬間、門前で怒号が聞こえ、ピーターが帰って来た。
「イリス、何を遣りたいのか理解出来んが、その態度続けるなら王宮諸とも吹き飛ばし、私の力でこの大陸もイノマ小大陸に変えるぞ!宣戦布告と受け取って良いか?」
「待ってくれ、交易をするなら大使館は必要で有ろう?」
「豊かなイノマ巨大大陸は、イリス王国と交易する気は無い!今後侵略して来る者は、即座に消滅させる心して置け!我らは人外だが化け物では無いぞ!イノマ巨大大陸は、イリス大陸より平和な大陸だ」
イリスが何をしたいのか、何を考えて居るのか全く理解出来ん。
「美咲姫、お前は巨大大陸には、人外の化け物しか居ないと言ったそうだな!龍神より古い気の良い先住者を、化け物扱いは許さんぞ!」
高圧的な言動、気を抜くと何時ものイノマに戻ってしまう。
「詰まらん無駄な時間で有った、二度と会う事は無い様に願うぞ!
皆!帰還する!!ピーター転移!」
「ま、待ってくれ!ブッチャケ話をすると、僕は大王を辞める準備をしてます!データ美咲姫の話で、イノマ巨大大陸にはダンジョンが
深読みし過ぎて居たようだ、イリスは思いのほか子供だった。
「ピーター長距離通信機作成!」
ピーターが作った通信機をイリスに渡した。
「これで個人的に連絡が取れる、無用な連絡するで無いぞ!ピーター撤収する」
イノマの恐ろしい威圧が消え、気を張り詰めて耐えていたイリスは、その場に経たり込み荒い息をしていた。
「イノマさんには勝てそうに無い!ベルタ型オリジナルは凄い!通信機を瞬時に作るとは」
「ベルタは完全体です」
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