第38話 交渉決裂イリス大陸に向かう
「ショカツ宰相と言えば有名な知将、私はイリスと行動を供にした事の有るイノマだ、現在イノマ大陸の統治者で有る」
「何者だ!姿を隠す化け物か!」
「イノマ大陸の統治者と名乗った、ショカツ宰相とも有ろう者が意味の無い会話だな、帰れとは言わん!大人しく待機して居れ、イリスに会って交渉して来る」
「ば、化け物め!姿を表せ!!」
「イノマ大女王と言って居ろう!お前、もう少し話せる奴と思って居たが、所詮はスラムのならず者だな」
「声の方に攻撃開始!!」
「そう言う態度なら仕方が無い、スミレ!全員に麻痺スタン電撃攻撃」
武器特化型ダンジョン妖精スミレの麻痺スタンは強烈、一瞬の内に軍隊全員が倒れた。
「ピーター拘束手錠!ニコこの情況記録出来たか?」
ピーターは、素早く全員に拘束手錠を掛けて行った。
ニコは録画再生して見せてくれた。
「この映像を見せれば、交渉やり易いだろう、ニコよくやった、スミレもナイス攻撃よくやった」
「こんな子供達に、俺は敗北したのか・・・」
「子供に見えるが、ピーターは1万2千歳スミレにニコも1万歳を越えたダンジョン妖精だ!アルフにデータを知って居ろう!同じダンジョン妖精だ」
「だ、ダンジョン妖精だと?」
「もうよい!お前とは交渉決裂した!イリスに会って来る!ピーター、全員転移」
「・・・消えた・・・儂は愚かにも何と言う怪物に敵対したのか!イリス大王様に何と言って・・・」
取り残されたショカツは後悔した。
一瞬の転移、旧ムタ辺境伯領、現イリス王都に到着、自在車は各自操縦者が収納した。
イリス王国は門の出入りに制限はない、私達は王宮を目指し中央道路を歩いてる。
「立派な王宮だね、イリスが変わって居なければ良いが、役職が人を変える嫌な王になって居なければよいが、もし戦闘になった場合ピーター達、アルフやデータに勝てるか?」
「戦闘に成れば、スミレ一人でも制圧出来ます!私ピーターが加われば完勝間違い有りません!」
※世界観が被って居る為分かり難いと思い補足説明。
イリス大王は『冒険者のお仕事』の主役、イノマがスライムの自覚の無かった頃20日程行動を供にした。
ショカツ宰相やサンセット第三中隊もそちらの登場人物です。
ショカツはスラム街の元ゴロツキ、サンセット第三中隊は料理が得意な特種部隊でイリスのお気に入り、難儀を押し付けられる。
イノマやゴン子がカンゲイ神の加護を貰った後、イリスは迷い人としてカンゲイ神と対等契約した。
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