編集済
どのようにして皆死んだかへの応援コメント
ああ……例えると毒に蝕まれてるからって雑に心臓とか肺とか取っちゃいけない内臓取っちゃうようなもんか……実際は内臓ではなくもっと根本的な、ファンタジックな「魂」の部分だから、その場で切除してすぐ死ぬってことはないだろうけど、そりゃ死にますよね。
「私、天使になりたかったのよね」
しかしこの台詞が辛い。「治した」人達全員が恨んでなかったとしても、残された周囲からの恨みは「呪殺聖女」と評価を変えてしまうわけで。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
まさにおっしゃるとおりで。しかもそれを誰も
知らなかった、善意100パーセントで行われていたという。
そのセリフから全てを作り始めたので、
象徴的なフックになっていたなら私も満足です。
辺理可付加
『呪殺聖女』の死への応援コメント
魔王を倒すと全ての『呪い』が消えるのなら、
ヴィオレッタは、自分の過ちに気づいたあと
誰の『呪い』も解かずに魔王を倒せば、
もっと多くの人を救えたのではないでしょうか?
とはいえ、
魔王を倒すとどうなるか、彼女は知らなかったのかもしれませんし
誰の協力も望めず、彼女ひとりが知恵を絞るしかない状況で、
最終話で見せた方法以外に、魔王を倒せそうな名案がなかったのかもしれませんね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
読者目線・作者目線だと最後のオチまで知るので
そう思わなくもないですが、おっしゃるとおり
実際作中でヴィオレッタや人間側の誰かが
「魔王を倒せば『呪い』が消えると知っていた」
かは分からないんですよね。
ただ敵として討たねばならないから旅をしていたのかも。
だからせめて彼女ができることは、いつかの老人のように
「どうしても今すぐ呪いから解放されたい事情があって、
自力で呪殺されるまでたどり着いた人だけ」
と、言い訳のような選別をするくらいだったのでしょう。
辺理可付加
どのようにして皆死んだかへの応援コメント
一気に明かされるヴィオレッタの残酷な過去に圧倒され、「天使になりたかった」の言葉が涙腺にきました……。最後の1話、大切に読ませていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この「天使になりたかった」を思いついて、
そこからどう料理するかのお話でした。
そこを受け取っていただけて、私も光栄です。
素敵なレビューもくださりまして、
誠にありがとうございます。
辺理可付加
『呪殺聖女』の死への応援コメント
呪殺聖女としては亡くなっても、ただの一少女のヴィオレッタとして実は生きていた、という私の願望は叶わず、ヴィオレッタは全ての呪いを一身に受けて散ったのですね…。
そしてサルヴィアの名前にサヴィが(ToT)
命は尽きてもいつもサルヴィアと共にいるって事ですね。
きっと10年経っても20年経っても、きっと一生、サルヴィアはヴィオレッタが呪殺聖女なんかじゃない、天使になりたかった女の子だと伝えるのでしょうね。切なくも美しいお話をありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
『おねえさん』完結直後から作ってるので、
筆者の魂が魔界に取り残されたままで
物語を優しいラストへ導けませんでした。
もっと健全なテンションで話作らんとですね。
でもなんとか、名前の演出に救いを残せたんじゃ
ないでしょうか。そういうことにしておきましょ。
生きているあいだは叶わなかったけど、せめて
サヴィが彼女を天使にしてあげられたなら。
こちらこそ、お付き合いくださり感謝申し上げます。
辺理可付加
編集済
『呪殺聖女』の死への応援コメント
最後、サルビアのミドルネームにサヴィが入っているところに泣いた。
ヴィーオが呼んでくれた名前。
どれほど慕っていたかが伝わってくる、辺理さんの表現する手腕、本当にいい仕事しますねぇ。
短編とは思えない読了感を得ています。
途中、呪殺聖女という十字架と仲間との絆を背負った的な表現があったと思うのですが、それが呪いを共にしたという伏線になっていたとは。(勝手な解釈)
素晴らしい作品でした。読ませて頂き有難うございます!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
こういうことは入れていきたいですよね。
お褒めいただけて報われる思いです。
逆にこういうのが思いつかないと話を
練らないみたいなバイアスはありますけどね。
私も短編とは思えない疲労感を感じてました。
呪い、呪殺聖女、この言葉には本当にたくさんの
ミーニングが込められています。それを拾って
解釈していただけるのは、作品として幸せなことです。
こちらこそ、重ねてお礼申し上げます。
素敵なレビューもくださりまして、感謝感激です。
辺理可付加
編集済
『呪殺聖女』の死への応援コメント
完結おめでとうございます。見事に役目を果たされましたね。サルヴィアさんのその後の人生も過酷だったことが伺えます。
すみません、「宣言」について詳しくないのですが、ヴァイオレッタさんの没後10年で為された名誉回復宣言は、「彼女の名誉を回復しなければならない」という啓発宣言だったのか、「彼女の名誉は回復された」という完了宣言だったのか、どちらでしょう?
いずれにせよ、この20年祭の時点で、民衆の認識と温度がどうなっている状態で出された手記なのかも気になりますね。
ヴァイオレッタさんのご冥福をお祈りします。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
完結もお祝いくださり、重ねてお礼申し上げます。
なんとかまとめることができました。
できてないけどまとまったということにするのが大人。
一つの碑文、と区切りのようにマイルストーンを
立てようとしているので、多分
「完了宣言された日から10周年」
なんじゃないでしょうか。
でも、こんなことを作者が言うのはダメなのですが、
私はどっちでもいいんじゃないかと思ってます。
回復に至るまで10年なのか、回復運動が起きるまでに
10年なのか。呪殺聖女に対する物語のピリオドとして
この手記を出したのか、まだ荒れている中での
声明文なのか。それによって大きく印象、読後感が
変わります。それはそれでいいと思うのです。
辺理可付加
どのようにして皆死んだかへの応援コメント
助けたくて使っていた力が、まさか魂そのものを削りとっていただなんて……。
天使になりたい、じゃなくて、ヴィオレッタは天使そのものですよ……!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
彼女にしか見えないので、誰が教えてくれるわけもなく。
こんなことになってしまいました。
どうやら天使になるには、自由に、軽やかに、美しく
飛んで愛を振り撒くには。
彼女は疲れ切ってしまったようです。
辺理可付加
どのようにして皆死んだかへの応援コメント
そういう事でしたか。
決して悪くない。間違ってもいない。
だけど、ヴィオレッタの心中を考えただけで叫んでしまいそうです。
そして副題回収されましたね。
『天使になりたかった』
願望と現実の違いに、打ちのめされた一言が滲み出ていますね。
あとは、主タイトルの意味。
物語はどう終わるというのだろう。
辛いなぁ。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
こういうことでした。
間違っていないけど、正解は絶対に踏めないという。
実は今回、この副題が最初にできて、このセリフが
使えるストーリーを作った作品です。
いい終わり方ができればいいんですが、果たして。
辺理可付加
編集済
『聖女』の誕生への応援コメント
これはおそらく、なんらかの代償を伴うといった、残酷な二択を迫られるタイプの…。「相手の意思に委ねる」というのも、そういう意味だったのですね。
考えてみれば、ゲームなどで言うところの一般的な呪い…単純に「苦しく、命を蝕む」というだけのものなら、「じゃあ魔法的なアレで治しゃいいじゃん」となるわけで、こういう葛藤を生むこと込みでの『呪い』なのでしょうか…
作者からの返信
コメントありがとうございます。
だんだんと、どういうことなのかが見え始めました。
相変わらず、話見えるのが遅い作者なのね。
一筋縄にパパッと治して終わり、というものでは
ないようで。これがどのように少女の運命を変えるのか。
辺理可付加
呪殺聖女の人の殺し方への応援コメント
呪いを殺したという訳ですね。
噂だけが一人歩きして、こんな扱いを受けていますがやはり聖女なんですね!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
誤解がある語弊があると繰り返していたヴィオ。
彼女の真相が、この手記を通じて人々に届けば、
という作品ですね。
辺理可付加
呪殺聖女の人の殺し方への応援コメント
魂を抜いた時点で殺したという事なのか?
はたまた、呪いこそが魂なのか?
どのように驚かせてくれるか楽しみです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「戻しても抜いた時点で殺してるよね〜」
が聖女の美学に合わないのか、それとも別なのか。
割と「大きく予想を越える」みたいなことは
ないかもしれませんが、それにまつわる呪殺聖女の
物語を見届けていただけたなら、と思います。
辺理可付加
呪殺聖女が人を殺す時への応援コメント
なんだかんだで良いコンビになりつつありますね~。って、明日何か起きちゃうの?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
このまま仲良しになるお話ではないので、
明日ようやく山場へ向けて動き始めます。
辺理可付加
呪殺聖女が人を殺す時への応援コメント
くっ、いいところで終わらせてやがる。(褒め言葉)
明日が待ち遠しいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
次回からやっと話が動き始めます。
そして、短編だけあって山場も近いのです。
辺理可付加
呪殺聖女と呪われし世界への応援コメント
呪いは解けないから、ある意味『救い』を行っているという事だろうか?
何やら深い訳がありそうですね。
やっぱり、このように読者へ謎を提示する作品には胸躍ります。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
なぜこれで聖女と呼ばれるのか?
それとも、どうして聖女がこんなことに
なっているのか?
それを解き明かすのがミソの話でもありますが、
さてさて一万字で上手くまとまりますやら。
辺理可付加
呪殺聖女と呪われし世界への応援コメント
どっちなんだ?
呪いをバラ撒きながらも、実は一人で世界を救っている最中なのか。気になる…!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
また謎ばかり増える……この作者は……ホンマ……。
しかし勇者パーティーなのに一人になっているわけで。
救っているフリして、なんて可能性も……。
というかそもそもフリすらできないような。
辺理可付加
編集済
『呪殺聖女』の死への応援コメント
呪殺聖女の最期、めちゃくちゃカッコよかったです。かなり絶望的な旅なのに、最後まで熱かった。ここまで戦士であれたのはヴィオレッタが真の聖女だったからとしかいいようがない。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
多少ガバガバなところはあったかもしれませんが、
気高く闘い抜いた彼女のことを、少しでも許し
認めてくださったなら、これにすぐるものはありません。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
素敵なレビューまでいただけて、感無量です。
辺理可付加