皇帝やその周辺の人たちではなく、ある農民という視点が良いですね。
突き放していて、それでいて惹かれていて……その視点で描かれる、塔の有り様、月の「人」、SF的なファクターもあり、歴史小説のような壮大さがあり、そしてある農民の心の動きという人間ドラマがあり、とても面白かったです。
また、拙作へのレビュー、ありがとうございます。
ふだん読んでいる書籍はミステリが中心なもので、ミステリとしても……というお言葉をいただき、大変嬉しかったです。
ありがとうございました。
ではではノシ
作者からの返信
レビューと応援コメントどうもありがとうございます。
過分なご評価をいただき、恐縮しつつも、飛び上がって喜んでおります。
四谷軒様の『前夜 ~敵は本能寺にあり~』は、驚異的な完成度のある短編小説ですが、歴史上の人物の話し言葉にも目を見張るリアリティを感じました。
これこそ傑作と言うべきだと思います。
皇帝はいつになったら過ちを気づくのでしょうかね?
国が滅びるまでかな〜。
主人公は地元に戻って、幸せに暮らせるといいですね。
大変良かったです。
作者からの返信
最後まで読んでくださり、どうもありがとうございます。
ややバッドエンドです。主人公は月の塔建設のバカバカしさに気づいて地元で堅実に生きる道を選びましたが、国はすでに傾いています。