#5-Ⅰ 咲希の葛藤 前

私は学校が終わり今はとある方の家に行って話していた

晴 「よく来てくださいました。」

咲希「いえいえ、いつもありがとうございます。」

晴「大丈夫ですよ。」

咲希「で、今日は…」

晴「その前に、学校いかがですか?」

咲希「そこそこ楽しいです。友達もできましたし。」

晴「ならよかった。」

咲希「はい」

晴「とりあえず、本題行きますね」

咲希「はい」

晴「まずは、あなたの父から咲希さんを任せられました。貴島晴です。以後よろしくお願いします。そして、朝は、自分のせいで遅刻させてしまいすみませんでした。」

と晴さんは私の前で土下座で謝罪してくれた。

咲希「晴さん顔上げてください。先生に事情説明して遅刻免除してくださったので。」

晴「そうですか。」

咲希「はい」

晴「なら、大丈夫ですかね。ここから、本題で、わたくしは、咲希さんの父の会社の秘書でございました。そこであなたの父から、遺言書をいただきまして、あなたに渡すとともに父に頼まれたことがございます。」

咲希「そうなんですか?」

晴「はい」

 「頼まれたこととして、わたくしが咲希さんの家事や送り迎えなどを頼まれました。」

咲希「えっ。どうゆうことですか?」

晴「父の方が『咲希を一人で過ごさせるのは怖い』とのことで、おそらく、父が言うには、執事みたいなことをして欲しいと頼まれました。」

咲希「なるほど」

確かに私は過去のことで深い傷を負ったけど、ここまでしてくれるとは思わなかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

恋の行き先 @kagurarara

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ