02 ことあまつかみの子孫

02-01 石園座多久虫玉神社 - タケタマヨリヒコの命・タケタマヨリヒメの命

#石園座多久虫玉神社 #龍王宮


ご祭神はタケタマヨリヒコの命、タケタマヨリヒメの命、トヨタマヒコの命、トヨタマヒメの命。


#建玉依比古命 #多久虫玉命


パンフによれば、カミムスビの神の御子で、別名タクムシタマの命、アマノミケモチの神、タオキホオイの命。

このうち、アマノミケモチの命の名は、先代旧事本紀にも出てくる。やはりカミムスビの尊の御子で、”紀のあたい”という氏族の先祖とある。


#手置帆負命


タオキホオイの命も先代旧事本紀に登場するが、彼については古語拾遺の方が詳しい。フトダマの命が率いる5柱の神々の1柱で、たいがいヒコサシリの命とペアで行動する。タオキホオイの命は讃岐の国の忌部氏、ヒコサシリの命は紀伊の国の忌部氏の祖神とのこと。


#天御食持神


先代旧事本紀の訳注によれば、紀伊国造系図という書物に、アマノミケモチの命の別名がタオキホオイの命と書かれているらしい。また、ヒコサシリの命は彼の御子だそうだ。ただ、あちらだとアマノミケモチの命はカミムスビの尊の御子ではなく、ひ孫になっているとか。

ただ、ヒコサシリの命の親ならば彼もまた紀伊の国の忌部氏の祖神といえ、いずれにせよ紀伊の国とはゆかりが深そうだ。


#建玉依比売命


パンフによれば、タケタマヨリヒコの命の妃。家庭の平和と繁栄を守る神様で、彼女の恩恵を受けない者は1人としていないと。

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