Y@MIKAとは
私:「Y@MIKAがサークルの姫って、どういうことですか?」
M氏:「いや、正確には元サークルの姫なんです。もともと、私とY@MIKAは同じ大学に通っていて、彼女はすぐに大学を辞めたんですけど、彼女とは、私の所属していたサークルの中でちやほやされていた姫でしたね。」
私:「踏み行って恐縮ですが、なんで辞めたか聞いても...」
M氏:「スーパーフリー事件って知ってますか?あれと似てますよ。」
私:「確か、大学生サークルで酒を飲ませて女性に乱暴していた...」
M氏:「彼女ね。別な大学の学生と一緒になって、女の子を集めてお金を稼いでいたんですよ。」
確かに、男性から誘うと警戒されるが、女性から勧誘すると、警戒されない。
M氏:「それで、それが大学にバレる前にやめた。ただ...私、彼女と連絡先交換していたんですよ。」
私:「大学の姫だからですよね。」
そういうと、M氏は苦笑した。
M氏:「そうなんですよ。それに彼女、歌が途轍もなく上手かったんです。それが、姫になった理由かも(笑)」
まさに歌姫ってやつか。彼はそれが言いたいのだろう。
M氏:「それで、彼女が退学してちょっと経った頃かな。彼女から連絡が来たんですよ。」
私:「それが楽曲提供のきっかけ?」
M氏:「そうなんです。『Mくんの歌、動画で聞いたよ。あたしにも一曲作って』。正直、嬉しかったです。で、頑張って作ったんです。その当時、流行っていた洋楽とか趣味でやっていた電子音楽とかボカロとか参考に...」
私:「その曲が?」
M氏:「彼女のデビュー曲ですよ。でも、それからが地獄でしたよ。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます