第17話
「ハト派 タカ派って言うじゃん。なぜ鳩が平和の象徴なの?」
「昔は平和の象徴だったんだよ。オリンピックでも鳩が放たれてた時期があったんだよ。」
「あの人食い鶏と大乱闘を行う鳩がねぇ… まさか??」
「野に放った奴等は鳩が繋がれたゴンドラに乗せられて、その後音信不通だそうだ…」
「てか、なんでも巨大化してるな、人類。」
「食肉として利用していた種と羽毛を利用していた種は優先的に巨大化させて行ったそうだ。その初期段階で過激派によって、野に放たれた物が数種類。その過激派を潰滅させたのが自身が野に放った動物だから皮肉なもんだ。」
「じゃあ、新たに凶暴な野生種が現れる可能性は低いのか。」
「巨大種もあと数世代で全滅すると言われているよ。交配で数が増えようにもそれを支える食料がないので、先細りらしい。」
「まさか、植物もいじって無いよね?」
「動物をいじってるのに、なぜ植物をやってないと思う?」
「…」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます