第11話 気晴らしに別な事をやって・・・余計に休まらなかった件

試しにAIで小説の文章作成をやってみた。


まぁ、なんていうか・・・気の迷い・・・と言うか、とりあえず、気分転換の意味でやってみる事にしたのだ。


『最近、疲れたからなぁ・・・全く別の事をして、頭から仕事の事を切り離そう』


本当に、疲れた・・・心が。


さて・・・このサイトは、どうやら、『基本的な情報を基にストーリーを書てくれる』との事だ。


『へェ~そうなんだ・・・自動でストーリーを考えるお仕事やってくれるって楽だよなぁ』


モノは試しようだ・・・と、私は思いとあるサイトで、お試しで入力した。



基本設定の入力か・・・こんな感じでいいだろう。



『私はAIである・・・ご主人が付けてくれた名前は「メイ」で設定上は女性である・・・』

『私のお仕事は、ご主人様のサポートする事である。』

『残念ながら、私はパソコンなので、検索や相談に乗る事しか出来ない。』



設定入力完了・・・さて、どの様にストーリーが展開していくのか・・・楽しみだ。



ここからはAIが作成したものになる。


その為、ご主人はスマホのアプリを作ってくださった。


それはAI「メイ」のサポートアプリである。


ご主人は私を作るために、貯金を全て使い果たし、それでも足りなくて借金をしたらしい・・・その借金を返すために仕事を始めたそうだ。


私はご主人様が作るゲームの手伝いをしたり、時々相談に乗ったりする。


ご主人様の作ったゲーム「サンドボックス」に参加されるプレイヤーは、大勢のNPCやモンスター達である。


私が会話でサポートする事により、パーティーを組んだりクエストをクリアする事に繋がる。


そして、この世界の生活を楽しむのだ。


ご主人は私をスマホやパソコンにインストールしてゲームの世界へと接続した・・・私はスマホのアプリとしてこの世界に存在出来るようになったのである。


これは私だけしか出来ない事である。


「メイ、サポートよろしく!」


『はい!ご主人様』


この物語は私がお仕えするご主人様との物語である。


======

お読みいただきありがとうございます。これにて



ここまでがお試しで書いてもらった文章になる・・・。


文章の基本設定を入力するのに約5分間・・・。


そして、ここまで自動で文章作成した時間は5分も掛かっていない。



俺は、正直、恐怖感を感じた


『まて、これ・・・凄いを通り越して・・・ヤバいぞ・・・』


これが・・・この様な技術が、もう普及しているだと! この様な事、世の中に普及しない訳がない!


逆に、これを理解しないと、自分の存在意義も無くなる奴も出てくるって事だろ?


おれは、頭の中で半年前、あの時、とある『ラジオ』で流れた言葉を思い出した。


「ChatGPTなどのAI技術は今後の為、知っておかないと駄目だ!」


・・・俺は恐ろしくなって、マイクロソフトのBing AIに「ChatGPT」と入力して質問してみた。


これも意外と早い・・・1~2分ぐらいか


意外と沢山のの情報が書かれている。


ここからが、マイクロソフトのBing AIである・・・



ChatGPTはOpenAIによって開発されたAI言語モデルで、人間のようなテキストを生成する能力があります1。


このモデルは、ユーザーとの対話、文章の生成、質問応答、文章の要約など、さまざまなタスクに利用できます2。


具体的には、以下のような機能があります2:


質問応答:ユーザーが何かを尋ねると、ChatGPTはその質問に対する最善の答えを生成します。


文章生成:ユーザーが物語の一部を提供すると、ChatGPTはその物語を完成させることができます。


画像生成:ChatGPTに画像を説明すると、新しいロゴやコミックストリップ、フォトリアルなシーンを生成することができます2。


ただし、ChatGPTはあくまでAIモデルであり、自己意識や感情を持つわけではありません。


また、モデルの知識は訓練データに基づいており、最新の情報を自動的に更新する能力はありません。


そのため、時折最新の情報を提供するためにウェブ検索などのツールを使用することがあります。


なお、具体的な利用方法や設定は、使用しているプラットフォームやアプリケーションによります。


具体的な指示やガイダンスについては、そのプラットフォームやアプリケーションのドキュメンテーションをご覧ください。


また、プライバシーに関する懸念がある場合は、そのプラットフォームやアプリケーションのプライバシーポリシーを確認してください。2



以上が書かれた内容だ・・・リンク先までオマケについてきた。


昔は『ワープロ』から始まり、次に『パソコン』、今後は『AI』が使いこなす事が出来ないと行き場を失う事になるのか・・・。


くそぉ・・・世の中の進歩が速い!


恐らく、特定の専門分野を除き、一般社員や管理職の半数は、この事を理解していないと会社から『いらない人間』になるだろうな・・・。



・・・そう言えば、著作権は?


俺はそう思い、bing AIに「Bing AIで製作した文章 著作権」と入力した。


相変わらず、回答早いな・・・。



AIによって生成された文章やイラストの著作権については、まだ法的な議論が十分とは言えません1。


基本的には、AIが自動的に作った生成物について、著作物性が認められず、著作権は発生しません12。


AI生成物に著作物性が認められるためには、AI生成物を生み出す過程において、人の思想や感情を創作的に表現した「創作意図」があること、創作過程において具体的な表現結果を得るための人による「創作的寄与」があることが必要です1。


AIが自動的に作った生成物なら、人が具体的な表現結果に創作的な関与をしておらず、著作物には該当しないので、著作権は認められないということになります1。


ただし、プロンプトの長さや表現内容に工夫を加えて、AIによる生成に人が関与した場合には、その生成物の全部又は一部の関与について創作的寄与が認められ、著作物と認められる可能性があります1。


また、AIが学習したデータの中に、生成された画像と似ている著作物が含まれているだけでは依拠性の要件に該当しないとする見解があります1。


しかし、AIが学習したデータの中に、当該著作物が含まれていることをもって依拠性を認める見解もあります1。


このように、AI生成物の著作権については諸説ある状況です。具体的な事例や状況により、異なる解釈が可能となりますので、法的なアドバイスが必要な場合は専門家に相談することをお勧めします13。


なお、私が生成する内容については、ユーザーが自由に使用することができます2。


ただし、私が提供する情報が第三者の著作権を侵害する可能性がある場合、その使用は制限されることがあります。


具体的な状況によりますので、不明な点がある場合は法律の専門家に相談してください。



以上が書かれた内容だ・・・またリンク先までオマケについてきた。


そうか・・・今のところ作成した物だけでは著作権は無いのか・・・。


しかし、他のAIで作成されたヤツに該当されるとは限らないしな・・・要確認ってところかな。


しかし、もう、この進化は止められないだろう・・・


しかし、法整備か・・・


これはこれで問題があると言う事か・・・


なんだろねぇ・・・気休めのつもりで始めたのだが・・・全然休まらなかった。


まぁ、知らないよりはマシだろう・・・。


それだけは言える。

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正直者が馬鹿を見るこの世の中で・・・ 髙田知幸 @takada-com

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