到着
過去に数回防衛戦はこのヴンシュオンラインでは起こってきた。
「でも聞いてないぞ。」
鑑定を得意とする奴がボスのステータスなどを表示してくれる。
「おい嘘はついてないよな?」
「あー今まで嘘ついたことあるかよ。」
「ない。だとしても信じたくないよ。」
堕ちた者
レベル不明
ステータス不明
我はかの者を待つ:英雄への通行証を持つもの以外にダメージを与えることはできない。
「つまりはなんだ?今回クエストを出した奴がいなかったら強制的に負けるのか。」
「おいだれだよ英雄への通行証出したやつ。」
やばい士気が落ちる。
このままじゃ負ける。
「火星:ダイモス!」
「天候魔法 晴れ
突然目の前に大きな炎が落ちてきた。
「すみません。ここからさきは僕が相手をします。」
その立ち姿になぜだかわからないが俺は彼がヒーロー《英雄》の姿に見えた。
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