始まりと魔法

「おぉーすげぇー。」

光が消えた僕が最初に感じたのは風そして草原の匂いだった。

「本当に感じる。」

あの触れ込み通りの内容に心から踊る。

「そういえば職業 職業っと。」

メニュー画面を選び見る。


天球魔法師:星の魔法を使うことが可能となる。星に届く願いは星をこちらに落とすことで可能とした。

星落とし:隕石を落とす(技名が設定されていません。最低文字数3)

???

???

??????

?????

?????

??...


このゲームのもうひとつの特徴がある。

それは魔法名を自分で設定することにある。

その言葉を発することで魔法をすることが出来るのがこの世界の魔法である。

しかし最低文字数が存在しその文字が多いほど強くなる。またあああなど連続文字は使用できない。

また技名を設定出来るのはユニークスキルのみである。

「なるほど、そうなったのか。」

星を落とすって後衛の範囲魔法多めって感じか。

「まぁ星落としで隕石を落とすって書いてあるし。」


スキル:星落としは「メテオ」と名付けられました。


「よしっと。」


メッセージが来ております。


「誰だ?」


準備まだ?早く来て欲しいんだけど!

                 テンキ


「やべ。」

大体やる時間は伝えてるので、これ以上遅れたら怒られる。

ぼくは急いで待ち合わせとして最初に決めていた噴水に向かっていった


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